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第7波。高齢者施設訪問事業者の現状

2020年1月から始まった、新型コロナウィルスの感染の波も7回目なのですね。

この7波は、感染者人数の多さも桁違いです。

今までは身近に感染した方はあまりいなかったのですが、今回ばかりは、知り合いにも感染している人も出て「本当に多いんだ・・・」と実感しています。

仕事への影響

施設内で感染者が出ている場合、ほとんどの施設で外部業者の出入りをストップします。

感染拡大を最小限にとどめるための、社会への対応だと受け止めています。

保健所の指導の期間が過ぎると、速やかに解除してくださっています。

出入り禁止時期に訪問日が当たっている場合、日程を再調整する場合、月内の訪問は中止にする場合など様々ですが、感染予防のために延々と再開ができない事態は無くなりました。

今回は多くの施設で感染者が出ているので、その日程調整では苦労しているものの2年前の緊急事態宣言中のような、先の見えない不安はありません。

どこの施設でも人手不足

介護はいつでも人手不足で悩んでいる業種のひとつです。

どこも潤沢に人材が揃っているわけではありません、その中でスタッフが感染したり濃厚接触者になると、さらに少ない人数で現場を回さないといけません。

その御苦労が、ヒシヒシと伝わってきます。

父も施設にお世話になっています。

介護のスタッフさんには感謝しかありません。

父の入居施設でも感染者が出ていて、家族との面会は相変わらず叶いません。

寂しい中でも元気に過ごしているのは、施設のスタッフの方々のおかげです。

私たちができる仕事

私たちのフットケアができることは、今も以前も変わりません。

丁寧、安全な足の施術です。

そしてお客様の独り言のような呟きに耳を傾けること。

寂しさや悲しみが漏れることもあります。

私たちにはわからないお気持ちですが、わかろうと努力をして受け止めます。

それが私たちにできる「誠意」だと思うのです。

このような状況でも、私たちのフットケアを待っていてくださるお客様がいることは幸せです。

7波が1日も早く収束して、落ち着きが戻りますように・・・


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