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キケルアジア #1 アジアの空間をつくる - バンコク、東京をベースにする建築家の実践-

キケル アジア#1 開催決定!

イベント開催決定!と聞いてもこれはどんなイベント?どんな人がどんな話をするのか?というところがわからないと思いますので、詳細を書いていこうかと思っています!

6月19日(土)日本時間 19:00~(講演会の後バーチャルオフィスにて交流会)
参加申し込みはこちら!⇒ イベントリンク
オンラインイベント、言語は日本語無料なので皆様安心してお申し込みください!

どんなイベントなのか?

キケル アジア#1 は専門家がつくるアジアの空間紹介に特化したメディアフレルアジア の オープニングイベントとして開催される オンラインレクチャーです。 タイ バンコク と 東京を拠点にする 建築家 Bangkok Tokyo Architecture さんの建築デザインと共に、タイの建築や都市事情、文化の魅力に迫っていきます。

登壇者 Bangkok Tokyo Architecture とは?

Bangkok Tokyo Architecture (以下 BTA) は東京とバンコクを拠点とするおふたりが主催する建築設計事務所。

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(左が久米氏、右がワタンヤ氏)

日本、タイ、スイスで建築を学んだおふたり。現在開催中の ”TIME-SPACE- EXISTENCE” Venice Biennial Architecture Exhibition にも出展されているというアジアだけに縛られない国際派の設計事務所です。

詳しいプロフィール等は下記。
Instagramでは施工中の様子等も見られるので是非チェックしてみて下さい。

Bangkok Tokyo Architecture
東京とバンコクを拠点とする建築設計事務所。
2017年に久米貴大、Wtanya Chanvitanにより設立。

久米 貴大 Takahiro Kume
1988 愛知県名古屋市生まれ
2012 立命館大学大学院 修了
2017- Bangkok Tokyo Architecture設立

チャンヴィタン ワタンヤ Wtanya Chanvitan
1985 タイ、チェンマイ生まれ
2011 武蔵野美術大学大学院 修了
2017- Bangkok Tokyo Architecture設立

Website http://www.btarchitecture.jp/
Facebook https://www.facebook.com/bangkoktokyoarchitecture
Instagram https://www.instagram.com/bangkoktokyoarchitecture/

どんな建築をつくっているの?

BTAがどんな思想で建築をつくっているのか?それは彼ら自身のこの言葉に集約されています。

都市を観察してみると色々な場所に生きる力は潜在しています。
また建築は環境や生産のシステムの中に生成するものだと考えています。
かつてひと続きだった建てることと生きることを、つくることの連続として捉え、繋ぎ直すことによって、生態系の中に自生するような建築をつくることを目指しています。

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DADAD Market / Nakhon Rachasima
⇒詳細は下記 architecturephot リンク先へ。

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Hut A / Chiang mai, Thailand
⇒詳細は下記 architecturephot リンク先へ。

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Sōko / Bangkok, Thailand (Photo by Miti Ruangkritya)
⇒詳細は下記 architecturephot リンク先へ。

どの作品を見ても、過剰なデザインがされているという感覚をいだくことはなく、シンプルな建築をつくられている印象です。そのデザインの源泉となるヒントが今回のレクチャーで語られる事と思います。

BTAが捉えるタイの生きる力

BTAのおふたりが話している時に、タイの都市の人々の空間編集能力の高さ表す表現として "足りないクリエイティブ" という言葉が出てきて、『なるほど』と思いました。というのも私自身も写真家としてタイの都市を撮り歩いている際にタイ人の都市をハックする力が何から来ているのか、そういった現象をどう言語化すればいいのか考えあぐねていたからです。

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タイでは、都市や空間において不便だと思ったり、少し”足りない”と思わされる状況が多々あります。でもそういった部分をどうにか解決しようとする工夫にこそ生命力が宿る、というのもまた事実です。だから、タイの都市は躍動感のある街だと感じるし、そこに魅力が宿っていると思います。

その人々の工夫こそがBTAの言葉の中にあった”生きる力”であり、BTAは人々の生きる力を”建築を建てること”で引き出す試みをしているのではないかと思わされます。そして出来上がった空間、または建てるプロセスを含め、そのコンセプトを全体から感じることが出来ると思います。

さいごに

今回のイベントのモデレーターを務める 編集者 Hiro です。

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今回のBTAのレクチャーテーマである、『建てることとと生きること』はバンコクと東京を拠点にする建築家だからこそ持てた、本質的極めてシンプルなテーマだと思います。シンプルだからこそ、建築デザインだけにとどまらず普遍的な空間の捉え方、楽しみ方を知る事のできるイベントにしていきたいと思います!

皆様ぜひBTAの建築をご本人の言葉と写真体感していただく貴重な機会ですので是非奮ってご参加ください!

6月19日(土)日本時間 19:00~(講演会の後バーチャルオフィスにて交流会)
参加申し込みはこちら!⇒ イベントリンク
オンラインイベント、言語は日本語無料なので皆様安心してお申し込みください!

また、イベント後にはバーチャルオフィスにて交流会を予定しています。
BTAのおふたりはもちろんの事、アジア各国に散らばる フレル アジア 編集者とも 交流できますので奮ってご参加下さい。

⇒フレルアジア及びの各国編集者の紹介は下記の記事へ

Twitter : https://twitter.com/AsianTouches
Instagram : https://www.instagram.com/asiantouches/
note : https://note.com/asiantouches
Email : asiantouches@gmail.com

アジアの空間に関することであればいつでもご連絡おまちしています。
まだ出来立てほやほやのメディアですが、これからアジアの空間に関してどんどんと発信していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

編集者 Hiro

※ BTAの肖像、models, DADAD Market, Hut A の写真は BTAより提供。Sōko の写真は Miti Ruangkritya 氏、その他は編集者による撮影。


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