TMS治療15回目・雑記

淡々と今回も完了。
次回でTMS治療は終了。

テレワークがなければこんなハイペースで受診することは不可能だったろう。土日はほぼ埋まっていたので早々に予約を諦めた。
時間の都合がつけやすいのは本当に助かった。

2019年末ころからメンタル面での自分の立て直しに集中してきた。
TMS治療も立て直しの一環として、脳に直接変化を与えるために行った。
加えてそれ以前から続けていた栄養面での体質改善。

TMS治療それ自体がどういう効果をもたらすのかは人それぞれなんだと思う。脳自体よくわかっていない部分も多いし、前頭葉に磁気刺激を入れるとはいえ、その回路が脳のどこにつながっているかまでわかるわけではない。
今まで数千件の症例で健康被害は無いという説明はあったが。
そういう意味でのリスクはある。それでも変化を望んでリスクを取り成功した。

正直、ASDグレーゾーンの特性が収まったか?と言われると全く違う。
実感としては自尊心を取り戻したことで、特性を上手くコントロールできるような感覚になった、といった方が正しい。

例えば、今でも集団行動は嫌いだ。まあ子供の時から気に入らなかったのだが。
自分にとっては集団行動のために誰かに頭を押さえつけられること自体が本音では我慢のならないことではあった。場を乱さないために理性で合わせはするが、本音までは変わらない。

こうした組織嫌いがASDなのか性格なのか、それとも生まれついての何かなのか、誰が明確に判別できるのだろうか。人の心理や思考そのものまでは機械で計測できない。
組織嫌いで集団に馴染めない、という個別の症状だけ見るならば明らかに治っていない。
だが、生きやすさという観点からなら確実に変わった。
本人が生きづらい、障害だ、と感じなければ障害ではないのだから。

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