♯4 女性の敵は、

初めて、夜を過して、彼女は、生まれ変わった。
自分から求めるように、なったし、
声も、いろんな出し方を、マスターしていた。
エクソシストのように、ブリッジになり、
気持ちよさを表現出来るまでになった。
この一晩の経験で、ここまで、伸びた人は、僕の彼女だけだと、思う。
この一晩での、伸び率は、世界一だと思う。

もっと、エロい人は、いる
はやく走れる人は、いる

だけど、この一晩で、自分から求めて、
愛撫し、自分の心を、欲望を、
体と声と仕草で表現出来るようになった、
伸び率は、世界一だと思う。

赤ちゃんが、一人歩きし、良識のある、両親に喝采を浴びるように、
僕は彼女を褒めちぎった。
自己肯定感が、あがり、普段スポーツをしない彼女が、アスリートが自己新記録を、
出したあとの、恍惚感のある顔になっていた。
確信した、人生には、中イキが、必要だ。

勉強や、スポーツ、仕事に、
年収、趣味の世界、
どこで、居場所をつくり、認められても幸せだと思う。
しかし、認められるには、それ相応の時間と努力が、必要で、なかなか成功体験を、
経験できずに、新入社員のころの、
キラキラした気持ちはなくなり、
やらされて、時間に拘束されてしまう人が、
ほとんどでは、ないだろうか。

一握りの人ではなく、
みんなに、自己肯定感と、達成感を、
持ってもらい、尊重しあえる社会に

それが、中イキでも、いいじゃないか

世間的に、
恥ずかしく、親にも友達にも聞けない人が、
多いと思う。

でも、おじさんである、僕は、心に刻まれている。

小池百合子が、クールビズを、発表した日から、夏にスーツを着る人が少なくなったし、
僕が.20 の時に、無駄毛をそる男性は、マイノリティだったが、
女性が、腕毛、胸毛を嫌な顔で見ていることに気づいていた男性達は、
他のムダ毛にも、触手を伸ばし、
男性用サロンを経営し、
ファッション紙に、女性の意見として、
アンケート結果をのせる。
剃らないとダメと、剃っているのが好ましい、が、
剃らないで、剃らなくてもいいの、比率を超えた、アンケートを載せると、
世の男子でモテたい人は、
気を使う。

おじさんは、心に刻んでいる。
お金を使い、欲しい情報を集めて、
女性の総意だと、思わせて、
男性の考えを変える方法を

スネ毛のびのび、生え放題状態から、
お手入れする時代に、
今の十代ではそれが、加速し、固定化してることを、身を持って経験した。

女性の敵が、ヤリモクで、
身勝手な男だとしたら、
そんな世界の変え方を、おじさんは知っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?