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アドベントカレンダー17日目

アドベントカレンダーも終盤にさしかかってきたためか、ようやくWhittardとT2の方向性の違いが分かってきたような気がする。恐らく、Whittardはシュトーレン等のクリスマスの菓子と合わせることを念頭にお茶が選択されている。一方で、T2は日々色々な物が味わえるお楽しみ要素を主軸にしているように感じるのだ。一緒にワクワクして頂けると幸いだ。


Whittard

17日目 Lemon & Ginger(レモン アンド ジンジャー)
 レモンの爽やかな香りに、生姜の辛みが感じられるフレーバーとなっている。ちなみに原材料を見ると花も入っているようだが、柑橘系のさっぱりとした印象の方が強く感じられた。生姜とレモンピールの影響か、ドライフルーツが入ったパネトーネやシュトーレン等のクリスマスシーズンの菓子と組み合わせたくなる味わいだ。
 丁度昨晩ジンジャーブレッドを焼いたので、お茶と合わせてみることにした。どちらも生姜を使用していることもあり、相性ぴったりだ。今回は甘いものとしかペアリングを試さなかったが、さっぱりとした後味を活かして、タイ料理のような辛さと酸味を兼ね備えた料理にも良いと推測する。
原材料
レモングラス、生姜、レモンピール、香料、リンデンフラワー、ブラックベリーの葉、ライムオイル



T2

17日目 Irish Breakfast(アイリッシュ ブレックファスト)
 ティーバッグが入っていた袋の説明文によると、ミルクティーにして飲むのがおすすめのようだ。ただ、原材料を見ると茶葉以外に何も配合されていない。今日の紅茶は、後から風味付けをしたフレーバーティーではないようだ。せっかくなのでストレートのまま1口飲んでみると、牛乳に合うと知っていたからか、セイロンのような味わいに感じた。
 ミルクティーにしてみると非常に素直な印象で単体でも楽しめるが、菓子とのマリアージュも良さそうだ。ほっこりしたミルクの味わいに合わせてアーモンド入りのクッキーを添えてみたところ、バターの風味と牛乳の相性が抜群だった。
 
原材料
紅茶



アドベントカレンダーの全形

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