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日々生活。日々仕事。日々遊び。

久しぶりの日記です。7月あたりから新しい仕事に追われ、
文章を書く余裕がなかったのですが、文章を書きたい欲がムクムクと。。。

最近、仕事をしていて思うことを書いてみたい。

私は建築に関わるサービスの営業をしている。
例えば、設計監理業務、工事請負業務、維持管理業務など・・・。
また、それらに関わる企画の提案、継続業務の改善の検討も行う。

そんな中で感じるのは、出口の見えない=答えが見えない仕事が、
今、地方都市では、急激に増えているということである。

今の停滞したムードを何とかしたい、そのためには建物を何とか変えることで、人が集まる場所を作りたい・・・というような話がある。
そこであるのが、「何とかしたい」という「何とか」にあたる、
ビジョンを発注側が明確に持てていない案件が増えている。

面白いもので、明確なニーズがないから、私の仕事にニーズがある・・・
という状態で、一緒に考えてくれるパートナーを探している、
というケース。(ただし、資金は少ない)

コロナをきっかけに、日本は縮小フェーズに、ギアを変えたことを感じる。
そのなかで、街や建築に関わる私には、何ができるだろうか・・・
変わることを恐れずに、現状維持や再度活性化をすることを
夢見るのではなく、
地に足を付けて、半径2キロ圏内くらいで働く人・暮らす人が、
快適に仕事をでき、美味しい食事を楽しみ、生活に必要なサービスを受けることができ、余暇を過ごす場所があり、時には文化的なイベントも楽しめるコンパクトな街、そんなビジョンをどうやったら描けるのだろうか・・・

バブル世代には難しいかもしれないが、既に日本が停滞している時代しか
記憶にない私の世代には、縮小という未来も、大きな抵抗なく
描くことができるのではないか。
むしろ、「縮小時代」という、人生初めての時代の大きな変化に遭遇し、
チャンスすら感じる。(実際はアイデアが浮かばず苦しいのだが・・・)

私自身が日々生活を営み、仕事をして、いろんな人に会って飲み食いをし・・・そんなふうに街を使い倒すことで、ようやくその答えに近づくのかもしれない、と思いながら過ごしている2020年の秋。。。

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