心を乱されたくないから、好きなことを大切にしたい
育休中に得た、とても大切なこと。
自分の本音を自覚し、次のアクションにつなげるということ。
自分の本音、とは、自分の好き。やりたいこと。
私はもともと、感情をむき出しにするのがそんなに得意ではないのだが。
涙もろいタイプではある。
自分でも気づかないうちに、涙がこぼれて「ああ、私悲しい気持ちだったんだ」と後から気づくことがある。
悲しい、じゃなくても、たとえば一所懸命頑張ってる人の姿とか(日本テレビで年に1回くらい放送される『はじめてのおつかい』とか)。
間違いなく、泣ける。
ゴールを見据えて戦う人の姿に、どうしようもなく胸が震えるのだ。
一方で、心を乱されるのは実は好きではない。
私は、自分にとって大事なことに心を砕きたいので、そうじゃないことに関して、自分の心や時間を奪われたくないのだ。
泣くのは、「心乱される」ではなく、ネガティブを浄化する「デトックス」になる。
それに対し、「心乱される」は、完全に自分の心が消耗して疲弊して、すり減っていく感覚になる。
それが嫌なのである。
そうハッキリと自覚できるようになったのは、育休中は自分の好きなことを大事にして、本当にやりたいことに時間を割く!と決めて、そうなるように行動してきたからだと思っている。
それと。
先日、知人にコーチングをしてもらって、わずか1時間の間に洗いざらい自分の気持ちを吐露し、そこからの気づきでもある。
知人からの言葉一つ一つに、考えながら返答していくうちに、自分の本音がポツリポツリと落ちていて、それが「あれ、私こんなこと思ってたんだ!」と急に1本の線につながった感覚があった。
そしてその時も、やはり涙がこぼれそうで。
胸がギュッとつかまれた気がした。
私自身が、自分なりのゴールを目指そうとしてる自分を客観的に見て、胸が震えたのだろうか。
コーチング中に急につながった1本の線、私の軸は、「心乱されたくない」。
なぜなら、娘の笑顔のために自分の好きなこと・やりたいことを大切にしたいから。
それが明確になった今。
次は何をする?
この自分の本音を周囲の人にも共有していくようにしたい。
もちろん、相手の立場や私との関係性によって、伝え方や表現は変えていく。
差し当たっては、4月から復職することになるので、実労働の前に上司との会話が必要だな、と思っている。
育休を経て、変化した自分の生活や価値観に基づく視点を仕事にも活かせるようにしていきたい。
私の本音も上司の想いもお互いに共有した上で、私自身は「心乱されない」働き方をしたい。
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