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アミ小さな宇宙人 第7章 UFO搭乗と目撃証拠


東京上空でスーパーコンピュータからの目撃証拠の司令が入る。

都市上空ともう一つは、偶像崇拝する男女に対して宇宙人の姿をあえて目撃させると言う指令だ。

アミは宇宙人を神の様に崇める二人組に対し姿を見せることは神にとって代わろうとする行為。宇宙人は神ではなく友人であり、いずれにしても彼ら偶像崇拝者に対して干渉することはできない。

進歩の途中にある未開文明の人間は修行期間中。アミも野蛮な生だった修業時代があるが、何度も何度も死んで少しずつ宇宙の基本法則にそった生き方を学んで行った(輪廻)。皆その修行の途中では間違った道を行ったり宇宙の法を破ったりその代償を自分で支払ったりして少しずつ学んでゆく。

ペドロは地球を外(宇宙)から見て、あんな小さな星の中に山や海、沢山の建物がある事が信じられなかった。地球は大気圏に守られているから太陽の有害な光線に焼き尽くされることはない。自然、現象の不思議。雨も季節もその現象の一部。なんて不思議なんだろう。
正に奇跡だ…

移動の間、アミが音楽をかけ素晴らしい声だとうっとり聴き入っているがそれはペドロにとって蒸気機関車の蒸気のような音にしか聴こえない。あまり好きじゃないと伝えるとアミが次にかけた音楽は地球のバッハ、ジョン・レノンの曲だった。

本当に良い音楽ならば地球だけでなく普遍的に評価される。

芸術は愛の言葉であり、そしてその愛は普遍的だ。

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