「他人の当たり前」よりも「常識はずれな全力の自分」を認めること
私のnoteにスキをくださった皆様、ありがとうございます。
文章を書くとき「これはかっこつけてないかな」「本当に真の自分の中にある言葉かな」と立ち返りながら、嘘偽りのない自分の中身を書いています。
書く、ということによって、自分でも見えなかった自分に出会えるような気がする。
そしてある意味、それを自分の外に置いて、整理して、デトックスできる。
日々の棚卸しである。
そんな文章を読んで、スキと思ってくださる方に感謝申し上げます。
では本題へ。
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今日のこと。
やりたくない、気持ちが向かない仕事があって。
でもどうしてもやらなければいけない。
ということ。
サラリーマンにはいつもいつもそういうものがついて回る。
例えば。
「報告書」
例えば。
「計画書」
もちろん、やることに意味はあるけれど、
じゃあそれは誰のためのもの?
と聞かれたら、会社のため、もしくは自分を管理している(昨日一昨日の記事にも類似しますが、本来人間は誰かに管理されることも、誰かが管理する権利もないはずなのだが)上司のためのものが大半。
もちろんやることが、自分自身のためにもならなくもないが、それに費やす時間があったら、もっと有意義に使えるよ!と思ってしまうようなものが大半。
そういうものだと割り切ってやるのか。
それとも、「自分のためになる」と良い側面を一生懸命探してやるのか。
いずれにせよ、そういうものに対して、本気で「want」の気持ちで取り組んでいる人はそうはいないのではないかと思う。
さて、本題。
私はまさに今、そういう仕事に直面している。
直面というよりは、そういう仕事という壁に正面から激突と大怪我をしている。
やらなければいけないことはわかっている。
でもできない。
浮かばない。
だから時間もかかる。
終わらない。
終わらないから間に合わない。
それならテキトーにでもとりあえずやるのか。
いや、そんなものは意味がない(サラリーマン的にはとりあえず出すことに意味がある、という部分もあるが、どうしてもそういうことをしていると、自分の中の魂みたいなものを引っこ抜くような感覚がしてできない)からやはり悩んでできない。
サボっているわけではないのだ。
本気で取り組んでいる。
でも、周囲がさらりと終わらせすでに完了させているところ、
自分だけが完了できていない。
わかっている。自分の能力の問題だ。
でも必死に全身全霊かけてやってることでも、できなかったら、
一体どうすればいいのか途方に暮れるばかりだ。
情けない気持ちとともに、でも、これだけ必死に向かい合ってるのに、できないものを、
提出できていないことで、サボっているように、怠けているように疑われている気がして、たまらず朝から全てを上司にぶつけた。
幸か不幸か、私の上司はとても信頼できる人であり、
そして、全力で全てをぶつけられる人だったから、たまらずぶつけた。
朝から、上に書いたような、子供のような無限ループを延々と話し、
涙が止まらず、言葉も止まらず、吐き出した。
社会人としては、サラリーマンとしては、
まあありえない暴挙だろうと思う。
そもそも仕事で泣くことはご法度なのだ。
私もサラリーマンの仮面をかぶっている間は、基本的には絶対にしない。
でも今日は、なんのフィルターも仮面もない、
まっさらな自分が出た。
上にも書いたが、普通の感覚の人が見れば
「なんだあいつ」
「常識のない奴」
と批判の的になるだろう。
でも今日は。
何も解決していないのに、そのあと不思議と少しホッとした。
できない自分を、言葉にすることで、
自分で否定せずに済んだからだと思う。
当たり前とされることを守って自分に嘘をつくよりも、
それが世間という常識から多少外れていても、
自分に正直になって自分を正面から認めた方が、なんとなくうまくいっている、なんとなく周りと合わせられている、なんとなくそつなく生きている、という状態よりも、不思議と安堵し、そして不思議と少し良いところに行けるような気がした。
(もちろん状況だけみたら、やるべきことはやれてない、弱音吐く、泣く、呆れられる、という最悪な状況なのに)
上司は否定せずに聞いてくれた。
立場的にもちろん肯定はしないが。
それがまた安堵させてくれた。
まっすぐなまっさらな、嘘偽りのない、ごまかしのないことをして、
それでもダメなら、それはその場でごまかしてなんとなくうまく行っても、どこかでダメになる時は来るのではないかと思った。
それなら、自分を正面から受け入れて、
自分のすべてで、かっこ悪くてもさらけ出して、
自分に嘘をつかずに生きた方が良いのかもしれない。
だって、自分に嘘をついてごまかしたことは、
誰よりも自分が一番わかっているから。
嘘をつき続けたまま生きていかなければいけないということなのだ。
今日はそんなダメダメな、でも、ちょっとだけ前向きになったお話。
ハレ