見出し画像

税理士という「未来と感動」を創るお仕事。


初めまして。横溝大門と申します。

仕事は、東京都国分寺市というところで、税理士法人横溝会計パートナーズという、俗に言う会計事務所を経営しております。

父親の代からの会計事務所で今年創業33年になる老舗です。

おかげさまで、お客様やスタッフにも恵まれ着実に成長させてきましたが、近年の経済事情も踏まえても世界中が混乱する中で、私たちの仕事を改めて考える機会が増えてきました。

色々と考え、改めて私たち税理士というお仕事は中小企業を支え日本の「未来」を創る仕事、相続などでお悩みの個人の方に「感動」を提供する仕事であると考えるようになりました。


「今までの」税理士というお仕事

簡単に言ってしまうと、税理士のお仕事は、

①事業をしている個人事業・法人様のお手伝い

②相続に関わる個人の方のお手伝い

の2種類のお客様に対して「税務」つまり税金の観点からアドバイスをしたり、実際に税金の申告書を作って差し上げたりというものがメインです。

これらの仕事は、いずれもとても価値が高いサービスだとお考えいただけるようで、決して安くはない金額(例えば法人のお客様から頂くご料金は平均して年間50万円)にも関わらず、創業以来ずっと契約のご相談は絶えません。

しかしながら、近年のデジタル化の流れや情報が簡単に手に入る環境を考えていくと、私たちの仕事の価値も大きく変わっていくことが容易に想像できます。

①事業者向けの入力・決算代行サービスは、2021年現在において既にクラウドやAIの仕組みにより、簿記等の知識が無くても誰でも簡単に自分でできる(完ぺきではなくてもある程度はできるという意味)環境が整いつつあり、驚異的なスピードで価値を落としています。

②相続税の申告のための財産評価も、近いうちにマイナンバーを活用した金融機関等との連携により容易に情報を収集でき、今まで難解とされてきた土地の評価もシステムがあれば誰でも(それなりにはという意味)行うことが可能となるでしょう。

今までの税理士のお仕事は、「会計」や「税務」というとても専門的な分野に一般の方が関わらなくてはならない場面において、「不便」を解消する仕事として重宝されてきたものと考えます。

しかしながら、インターネットやAIがますます発展していく中で、その「知識や情報の乖離」は希薄化し、

(昔)「知識や情報が無さ過ぎて無理」

 →高い料金を払ってでもお願いするしかない。

(今)「知識や情報が程度あるけど面倒くさい」

 →安ければお願いするかも。

(未来)「知識や情報が簡単に入手できる」

 →簡単にできるから自分でやればいい。

と変わっていくでしょう。既に業界内で価格競争が加速しているのも、上記の(今)のフェーズにいるからと頷けます。


「これからの」税理士というお仕事

では、これからの税理士がどう考えていくべきかと言えば、税理士の仕事の主題である「会計や税務の情報または知識不足に起因するお客様不便を解消する」という目的はある程度達成できる次元まできたことを真摯に受けとめて、

そのうえで、お客様が気付いていない「問題を発見し提案する」ことでお客様のビジネスや人生に対して新しい意味を提案する仕事としていけるかということなのだと思います。

具体的には、

①事業者のお客様には、会計・税務だけではなく、お客様の経営に関する課題を発見し提案していく仕事

②相続でお悩みのお客様には、実際の相続の手続きをして不安を解消するだけではなく、相続対策や終活などを通じて、お客様の人生に関する課題やエッセンスを発見し提案または気づきを与えていく仕事。

と定義するのかもしれません。


そうです、税理士という仕事は中小企業を支え日本の「未来」を創る仕事、相続などでお悩みの個人の方に「感動」を提供する仕事

なんとすてきな仕事なのでしょう。


「横溝会計」というお仕事

こんなことを考えている私が経営する税理士法人横溝会計パートナーズでは、税理士法人以外にもコンサルティング会社や経理アウトソーシング会社、そのほか動画制作会社などがあります。

一見バラバラな会社に見えるかもしれませんが、これらが有機的に絡まりあいながら、世界に「未来」と「感動」を提供するサービスを展開しています。

そして、サービスと同時に、横溝会計に関わってくれるスタッフに対しても。

私たちのビジョンを達成していく過程で、1人1人が「ワクワク」と「ドキドキ」を体験していってもらえるような組織を創っていくのが私の夢です。

見出し画像のイラストは、横溝会計の3年後をイラストレイタ―さんに描いてもらったものです。


「3年後の横溝大門、お前はどんな顔してるよ?」

この記事が参加している募集

#自己紹介

231,424件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?