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となりのブレインMagazine ~事業を飛躍させるノウハウ

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となりのブレインのメソッドを無料大公開するnoteマガジンです。 中小企業の経営を飛躍させる仕組みに関するノウハウを体系的に公開していますので、御社の事業に必要な部分だけを確認で…
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#マーケティング

となりのブレイン 経営を飛躍させるノウハウ【目次】

こちらは、私たちとなりのブレインが発信する「中小企業の経営を飛躍させる仕組みづくり」に関するノウハウを完全無料公開しているブログを体系的に集約したページとなっております。 カテゴリーごとに、知りたい内容を選んでお読みいただくことも可能です。 一方、経営を飛躍させる仕組みについて体系的に学んでいきたい方は、「経営全般」の記事より読み始めることをお勧めしております。 「となりのブレイン」とは税理士法人横溝会計パートナーズが提供する、中小企業の経営を飛躍させる仕組み作りの支援

企業を成長させる3人の役者たち

「組織に必要な要素は次のうちどれでしょうか?」 「直感」「経験」「理論」どれでしょう? 正解はどれもです。 前回の記事では、「経営に必要な要素は次のうちどれでしょうか?」という質問に対して、「直感」の重要性を説きました。 今回は「経営」ではなく「組織」です。 事業が軌道に乗って成長を続けている企業は、会社内に「直感」「経験」「理論」が備わっているところが多い。 これをきいても、あまりピンとこない方が多いと思いますが、このように言い換えるとどうでしょうか? 事業が

成功する経営者は直感を信じる

「経営に必要な要素は次のうちどれでしょうか?」 「直感」「経験」「分析力」どれでしょう? 私たち税理士のような人間から経営者様にこのような質問をさせていただくと、「経験?」だったり「分析力?」だったりといった回答が返ってくることがほとんどです。 私たちのような分析を生業とするような人間を前にすると、本音では「直感や!」と思っている経営者様も、なんとなく恥ずかしさからなのか「経験」や「分析力」に逃げがちです。 一方、事業が成功して成長を遂げている経営者様に同じ質問をする

他社がマネたくてもマネできないビジネスを作るために

中小企業が他社にまねされないようなビジネスモデルを構築するためには何が必要ですか? 「それは、あなたのビジネスにストーリーを作ることですよ。」 なぜなら、ストーリーは他社が簡単に模倣しようと思っても模倣できるものではないからです。 利用者が感じるストーリーは受け手により実に多種多様であり、またそのストーリーの形成には一朝一夕では築き上げられない膨大な時間が必要なので容易に模倣ができません。 ですが、このようなお話は口では簡単に言えても、実際にどのようにストーリーを付加

売れる商品にするための3つのポイントと、売れやすい商品にするための1つのカギ

儲かる仕組みを作るためには顧客生涯価値(LTV)と顧客獲得コストの両方のバランスを考える必要があると以前書きました。 では、「儲かる」とはどういうことでしょうか? 「大きな売上」と「小さな費用」が「たくさん」そして「長く」続いていくことだとすると、こんなことが言えると思います。 「大きな売上」は顧客生涯価値を高めることで、「小さな費用」は顧客獲得コストを下げることで手に入れられます。 あとは、これらの要素を「たくさん」そして「長く」続けていくことが必要だとすれば、これ

中小企業に必要なマーケティングとは?

まず、ほどんどの経営者様が知らない事実を教えましょう。 戦略がある中小企業はほとんどありません。 そのため、戦略がある中小企業は圧倒的な勢いで成長できます。 ちんと戦略について考え、適切な戦略を取り込んでいくだけで、圧倒的に他社と差別化を図ることが可能なのです。 「いやいや、そんな簡単なことではないということはわかりますよ。騙されませんよ。」というあなた。 そうです。簡単ではありません。ただ、ここを知っている中小企業がまずほとんどいないという事実と、きちんと戦略を理

人事評価制度は経営ビジョンから

人事評価制度や人材育成制度を構築していくときに、何から手を付けるべきでしょうか。 中小企業において、ヒトは商品やサービスそのものです。 「どのような人材を育てていきたいか」 「どのような行動を評価したいか」 を考えていくと必然的に御社の経営理念や経営ビジョン、行動指針に立ち返るはずです。 ・どのような成果を評価すべきか ・どのような行動を評価すべきか ・どのような人材を育てていくべきか その答えは、御社がどこを目指していくのかという経営ビジョンにあるはずです。

ビジネスモデルにストーリーを与えよ

「我々中小企業は、これからどのようにして生き残っていくべきでしょうか?」 私が一番お聞きする質問かもしれません。 私は答えます。 「吹けば飛ぶような事業をしている中小企業は、他社に吹かれないようにする工夫をしければならない。」※言い方が失礼です。すいません。 「では、どのように吹かれないようにすればいいですか?」 私は答えます。 「それは、あなたのビジネスにストーリーを作ることですよ。」 今回は、中小企業の事業を存続させていくために必須のストーリー作りについてお

中小企業はヒトの問題と、どう向き合うか?

少し前かがみになって、妙に神妙な顔つきで小さな声で「横溝さん、ちょっとご相談が・・・」 中小企業経営者にとって、これほど怖い瞬間はない。 この言葉の次にくる言葉が「実は退職をさせていただきたくて…」の確率はおそらく98%くらいなんではないでしょうか。 中小企業にとっての「ヒト」の悩みはなぜこれほどまでに重いのでしょうか。 せっかく育ててきた人材の退職、いい人材が育たない、人が採れない。 「中小企業は砂の上の楼閣だ」 弊社の創業者である私の父の言葉です。 日々強い

あなたのビジネス、小さく長くやるか?大きく拡大してやるか?

岩井俊二監督の映画のようになってしまったこのタイトルですが、あなたのビジネスをどのようにしていきたいかによって、とるべき戦略が2つに分かれるというお話です。 日本の企業の99.7%が中小企業である中で、またその中小企業も実に多くのカタチがある。 そしてその中小企業の様々なカタチによって日本の経済は回されて行っているわけですが、中小企業には課題が多く事業として成り立たないことが多いのも事実。 多くの中小企業経営者が、売上と人材と資金繰りの問題で悩んでいます。 「やっぱり

事業が伸び悩んだときに課題を解決に導く5つのステップ

おそらく全ての中小企業経営者は、「事業を飛躍させていきたい」または「事業をずっと継続していきたい」と考えていると思います。 それにもかかわらず、多くの中小企業が事業を浮上させられず、その夢の半ばで夢をあきらめてしまう。 その要因の1つが、課題や問題が山積みでどこから手を付けてのかわからなくなってしまうということだと思います。 中小企業においては、まだ事業も組織も未成熟であるため、課題が社内に山積してしまうことがむしろ一般的です。 しかも、財務等が脆弱な中小企業において

ビジネスモデルとLTV

今回のお話は、ビジネスモデルを語る中でLTV(Life Time Value)がどれほど重要かというお話をさせていただきます。 ビジネスモデルとは「高いLTVを稼ぎ出す仕組み」とも言えるのではないでしょうか? らいふたいむばりゅーとはなんぞや?Life Time Value(ライフタイムバリュー)をご存知ですか? 略して「LTV」とよく書きます。 LTVは「顧客生涯価値」とも言われ、1顧客が生涯にわたって生み出す粗利益の合計のことです。 ここでビジネスモデルを「儲け

ビジネスモデルと紙飛行機

今回のお話は、「ビジネスモデル」の定義についてのお話です。 色々な業種により様々ですが、いかなる業種においてもおおむね下記の数式が成り立つのではないでしょうか? この単価の部分にあたるのがビジネスモデル。 その事業の単価を決定する、さらにいえば、その事業の利益=価値そのものを決定するのがビジネスモデルです。 そしてそのビジネスモデルにより作り上げられたモノやサービスを、いかに多くのお客様に届けていくかというのがマーケティングということになります。 売上を伸ばそうと考

経営を成功させる方程式はあるのか

私たち税理士は中小企業の経営面や財務面でのご支援という仕事をさせていただいておりますが、毎日色々な中小企業を見させていただく中で、本当に事業を継続していく、または事業を成長させていくのは大変だと感じます。 特に中小零細企業、(大胆に売上で区分けすると売上規模5億円以下の企業)を想定すると、その企業の課題は企業により実に様々でパターン化できない。 企業の数だけ課題があり、そのため中小企業にとっての成功するための方程式というものは存在しえない。 逆に、それなりの規模の中小企