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となりのブレインMagazine ~事業を飛躍させるノウハウ

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となりのブレインのメソッドを無料大公開するnoteマガジンです。 中小企業の経営を飛躍させる仕組みに関するノウハウを体系的に公開していますので、御社の事業に必要な部分だけを確認で…
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#経営コンサルタント

となりのブレイン 経営を飛躍させるノウハウ【目次】

こちらは、私たちとなりのブレインが発信する「中小企業の経営を飛躍させる仕組みづくり」に関するノウハウを完全無料公開しているブログを体系的に集約したページとなっております。 カテゴリーごとに、知りたい内容を選んでお読みいただくことも可能です。 一方、経営を飛躍させる仕組みについて体系的に学んでいきたい方は、「経営全般」の記事より読み始めることをお勧めしております。 「となりのブレイン」とは税理士法人横溝会計パートナーズが提供する、中小企業の経営を飛躍させる仕組み作りの支援

いや、人事評価は誠実さだ【中小企業の初めての人事評価3部作③ 】

人事評価制度3部作の最後のお話は賃金についてです。 第1部では、そもそも人事評価制度を導入する意味をまず解説しました。 そして第2部では、人事評価における評価要素と評価方法について解説しました。 そして今回は賃金について解説します。 正しく設計された人事評価に応じた賃金を設定していくのですが、この賃金の設定がまた難しい。どれほど正しく評価ができたとしてもその評価にふさわしい賃金とはいくらでしょう? 特に賃金は実際の支払いにつながっていくため、経営的な視点も無視してい

人事評価は愛だぜ、愛【中小企業の初めての人事評価3部作②】

前回の記事では、人事評価制度は会社が目指す未来に一緒に連れていきたい誰か(=人材)を育てるツールだというお話をしました。 今回は、具体的にその「誰か」をどのように育てていくかをお話ししたいと思います。 今回のテーマは、人事評価において、人の「何を、どのように」見て(評価)していくかです。 ・自分の会社の未来に不要な人を入れさせない ・自分の会社の未来に一緒にいることが想像できない人は評価されない ・自分の会社の未来に「一緒にいたい」と互いに思える人を高く評価する ヒト

人事評価は「未来へのバス」だ【中小企業の初めての人事評価3部作①】

あなたの会社の人事評価制度はあなたの愛でしか作れない。 人事評価制度構築に必要な要素は、専門知識でも法律でもなく、あなたがあなたの事業をもってどのような未来を創造していきたいかという情熱と、その未来に一緒に連れていきたい人材を生み出していきたいという「愛」だということです。 ・いい人材が育たず事業が伸び悩んでいる ・ともに会社を盛り立てて行ってくれる人材がいない ・一人により評価がバラバラで不公平 そんな悩みを抱えている中小企業ばかりでしょう。 一方、中小企業において

今すぐ始められるキャッシュフロー経営

京セラの創業者である稲森和夫さんをご存じの方は多いと思いますが、この稲森和夫さんはキャッシュフロー経営にこだわられている一人です。 このようにキャッシュフロー経営は、現金つまりキャッシュを重視していく経営のことです。 会社の手元現金を増やすことを目的としているため、利益追求や節税また資金調達やリストラなど、全ては手元の資金を増やすための手段となります。​ 今回は、今すぐにでも始められるキャッシュフロー経営のポイントについてご説明していきます。 キャッシュフロー経営が重

事業を、つなぐ。つぐ。つづける。

人生にも事業にも終わりがあります。 この記事をお読みの経営者の皆様は、ご自身の事業の終わりをどのような形で迎えたいか考えたことがありますか? 子供のように愛を注いで育てた事業ですから、誰もがその事業の終わりは想像したくないもの。 ですが人間には寿命がありますので、事業を永遠に続けていくためには誰かに事業を承継するしかありません。 事業承継の方法は大きく3つ。 この話の中では、これら3つの承継方法について、それぞれのメリットデメリットのほか、経営者としての想いの承継に

節税とおカネの関係

税理士という仕事をしていると、「税金を払う」という行為をあまりに毛嫌いするあまり、結果としてキャッシュフローを悪化させてしまう経営者様と少なからず出会います。 税金を払いたくないがために、 ・決算期間近に飲み食いを繰り返す ・見栄の為だけの高級車を買う ・不要な消耗品を買い漁る ということを繰り返している経営者様はいらっしゃいませんか? こういうことをしていては、あなたの会社はいつまでたってもおカネが残っていかない。 節税を頑張ってもおカネは残っていかないそもそもの

企業を成長させる3人の役者たち

「組織に必要な要素は次のうちどれでしょうか?」 「直感」「経験」「理論」どれでしょう? 正解はどれもです。 前回の記事では、「経営に必要な要素は次のうちどれでしょうか?」という質問に対して、「直感」の重要性を説きました。 今回は「経営」ではなく「組織」です。 事業が軌道に乗って成長を続けている企業は、会社内に「直感」「経験」「理論」が備わっているところが多い。 これをきいても、あまりピンとこない方が多いと思いますが、このように言い換えるとどうでしょうか? 事業が

成功する経営者は直感を信じる

「経営に必要な要素は次のうちどれでしょうか?」 「直感」「経験」「分析力」どれでしょう? 私たち税理士のような人間から経営者様にこのような質問をさせていただくと、「経験?」だったり「分析力?」だったりといった回答が返ってくることがほとんどです。 私たちのような分析を生業とするような人間を前にすると、本音では「直感や!」と思っている経営者様も、なんとなく恥ずかしさからなのか「経験」や「分析力」に逃げがちです。 一方、事業が成功して成長を遂げている経営者様に同じ質問をする

他社がマネたくてもマネできないビジネスを作るために

中小企業が他社にまねされないようなビジネスモデルを構築するためには何が必要ですか? 「それは、あなたのビジネスにストーリーを作ることですよ。」 なぜなら、ストーリーは他社が簡単に模倣しようと思っても模倣できるものではないからです。 利用者が感じるストーリーは受け手により実に多種多様であり、またそのストーリーの形成には一朝一夕では築き上げられない膨大な時間が必要なので容易に模倣ができません。 ですが、このようなお話は口では簡単に言えても、実際にどのようにストーリーを付加

中小企業がDXに失敗する3つの理由

「中小企業はなぜDXに失敗するのか?」 お客様からDXのご相談をお受けすることが増えてきましたので、私なりに考えるようになりました。 中小企業がDX化できない理由は主に下記の3つ。 ①DX化のGOALを設定していない ②課題だらけでどこから手を付けていいかわからない ③社長(社内)のITリテラシーが低い これらの理由により、なかなか中小企業はDX化が進まないのです。 そして、それでも何とかDX化を進めたい社長が陥るDX化の失敗あるあるがこちら。 このような失敗パタ

売れる商品にするための3つのポイントと、売れやすい商品にするための1つのカギ

儲かる仕組みを作るためには顧客生涯価値(LTV)と顧客獲得コストの両方のバランスを考える必要があると以前書きました。 では、「儲かる」とはどういうことでしょうか? 「大きな売上」と「小さな費用」が「たくさん」そして「長く」続いていくことだとすると、こんなことが言えると思います。 「大きな売上」は顧客生涯価値を高めることで、「小さな費用」は顧客獲得コストを下げることで手に入れられます。 あとは、これらの要素を「たくさん」そして「長く」続けていくことが必要だとすれば、これ

中小企業に必要なマーケティングとは?

まず、ほどんどの経営者様が知らない事実を教えましょう。 戦略がある中小企業はほとんどありません。 そのため、戦略がある中小企業は圧倒的な勢いで成長できます。 ちんと戦略について考え、適切な戦略を取り込んでいくだけで、圧倒的に他社と差別化を図ることが可能なのです。 「いやいや、そんな簡単なことではないということはわかりますよ。騙されませんよ。」というあなた。 そうです。簡単ではありません。ただ、ここを知っている中小企業がまずほとんどいないという事実と、きちんと戦略を理

人事評価制度は経営ビジョンから

人事評価制度や人材育成制度を構築していくときに、何から手を付けるべきでしょうか。 中小企業において、ヒトは商品やサービスそのものです。 「どのような人材を育てていきたいか」 「どのような行動を評価したいか」 を考えていくと必然的に御社の経営理念や経営ビジョン、行動指針に立ち返るはずです。 ・どのような成果を評価すべきか ・どのような行動を評価すべきか ・どのような人材を育てていくべきか その答えは、御社がどこを目指していくのかという経営ビジョンにあるはずです。