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となりのブレインMagazine ~事業を飛躍させるノウハウ

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となりのブレインのメソッドを無料大公開するnoteマガジンです。 中小企業の経営を飛躍させる仕組みに関するノウハウを体系的に公開していますので、御社の事業に必要な部分だけを確認で…
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2022年2月の記事一覧

成功する経営者は直感を信じる

「経営に必要な要素は次のうちどれでしょうか?」 「直感」「経験」「分析力」どれでしょう? 私たち税理士のような人間から経営者様にこのような質問をさせていただくと、「経験?」だったり「分析力?」だったりといった回答が返ってくることがほとんどです。 私たちのような分析を生業とするような人間を前にすると、本音では「直感や!」と思っている経営者様も、なんとなく恥ずかしさからなのか「経験」や「分析力」に逃げがちです。 一方、事業が成功して成長を遂げている経営者様に同じ質問をする

他社がマネたくてもマネできないビジネスを作るために

中小企業が他社にまねされないようなビジネスモデルを構築するためには何が必要ですか? 「それは、あなたのビジネスにストーリーを作ることですよ。」 なぜなら、ストーリーは他社が簡単に模倣しようと思っても模倣できるものではないからです。 利用者が感じるストーリーは受け手により実に多種多様であり、またそのストーリーの形成には一朝一夕では築き上げられない膨大な時間が必要なので容易に模倣ができません。 ですが、このようなお話は口では簡単に言えても、実際にどのようにストーリーを付加

中小企業がDXに失敗する3つの理由

「中小企業はなぜDXに失敗するのか?」 お客様からDXのご相談をお受けすることが増えてきましたので、私なりに考えるようになりました。 中小企業がDX化できない理由は主に下記の3つ。 ①DX化のGOALを設定していない ②課題だらけでどこから手を付けていいかわからない ③社長(社内)のITリテラシーが低い これらの理由により、なかなか中小企業はDX化が進まないのです。 そして、それでも何とかDX化を進めたい社長が陥るDX化の失敗あるあるがこちら。 このような失敗パタ

売れる商品にするための3つのポイントと、売れやすい商品にするための1つのカギ

儲かる仕組みを作るためには顧客生涯価値(LTV)と顧客獲得コストの両方のバランスを考える必要があると以前書きました。 では、「儲かる」とはどういうことでしょうか? 「大きな売上」と「小さな費用」が「たくさん」そして「長く」続いていくことだとすると、こんなことが言えると思います。 「大きな売上」は顧客生涯価値を高めることで、「小さな費用」は顧客獲得コストを下げることで手に入れられます。 あとは、これらの要素を「たくさん」そして「長く」続けていくことが必要だとすれば、これ

中小企業に必要なマーケティングとは?

まず、ほどんどの経営者様が知らない事実を教えましょう。 戦略がある中小企業はほとんどありません。 そのため、戦略がある中小企業は圧倒的な勢いで成長できます。 ちんと戦略について考え、適切な戦略を取り込んでいくだけで、圧倒的に他社と差別化を図ることが可能なのです。 「いやいや、そんな簡単なことではないということはわかりますよ。騙されませんよ。」というあなた。 そうです。簡単ではありません。ただ、ここを知っている中小企業がまずほとんどいないという事実と、きちんと戦略を理

人事評価制度は経営ビジョンから

人事評価制度や人材育成制度を構築していくときに、何から手を付けるべきでしょうか。 中小企業において、ヒトは商品やサービスそのものです。 「どのような人材を育てていきたいか」 「どのような行動を評価したいか」 を考えていくと必然的に御社の経営理念や経営ビジョン、行動指針に立ち返るはずです。 ・どのような成果を評価すべきか ・どのような行動を評価すべきか ・どのような人材を育てていくべきか その答えは、御社がどこを目指していくのかという経営ビジョンにあるはずです。

ビジネスモデルにストーリーを与えよ

「我々中小企業は、これからどのようにして生き残っていくべきでしょうか?」 私が一番お聞きする質問かもしれません。 私は答えます。 「吹けば飛ぶような事業をしている中小企業は、他社に吹かれないようにする工夫をしければならない。」※言い方が失礼です。すいません。 「では、どのように吹かれないようにすればいいですか?」 私は答えます。 「それは、あなたのビジネスにストーリーを作ることですよ。」 今回は、中小企業の事業を存続させていくために必須のストーリー作りについてお

中小企業はヒトの問題と、どう向き合うか?

少し前かがみになって、妙に神妙な顔つきで小さな声で「横溝さん、ちょっとご相談が・・・」 中小企業経営者にとって、これほど怖い瞬間はない。 この言葉の次にくる言葉が「実は退職をさせていただきたくて…」の確率はおそらく98%くらいなんではないでしょうか。 中小企業にとっての「ヒト」の悩みはなぜこれほどまでに重いのでしょうか。 せっかく育ててきた人材の退職、いい人材が育たない、人が採れない。 「中小企業は砂の上の楼閣だ」 弊社の創業者である私の父の言葉です。 日々強い