父のこと
私は父が嫌いだ
母は幸せにできなかったから
両親は私が高校2年生の時に離婚した
母は苦労して私たち3人を育てた
その母の苦労を見て育ち、父への憎悪みたいなものが、私の中にどんどんかぶさって見えなくなっていった
先日書いた映画の感想。
グレイテスト・ショーマンを見て
子どもみたいに夢を語る父
キラキラした無邪気な笑顔
決して父親らしくはなかったけれど、
私はそんなキラキラした父が
大好きだった
そのことを親の離婚で
私は「嫌い」に書き換えてしまった
そのことに気づかせてくれたのが
あの映画だった
この映画を私に勧めてくれた友人には感謝してる。これを私に勧めてくれた理由は、より私のことを理解してくれているということなのだと、それも後から気づいた。
私は父が好きだった
何なら母よりも大好きだった
自分の好きなものに蓋をして
理由をつけてしまうことで
「本当に好きなもの」はこうやって
見えなくなってしまうことを知った
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