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お義母さんとお母さん

結婚したら親が増えた!ラッキー!
そんなイメージのお手紙を
結婚式で読んだ記憶があります。

高校生の時に親が離婚し母子家庭だったので
サザエさん顔負けの夫の家族に
大きな幸福感を感じました。

世間知らずな私に
世間を教えてくれたのもお義母さん
最初はしきたりとか節目とか
色々めんどくさいなーって思ったんですけど
おかげで常識知らずの親にならずに済んでいます(かな?)

夫は男3人兄弟なので嫁も3人。

こりゃ大変だ!
愚痴を聞いてくれる人もいないなんて!

お義母さん、お義父さんにも
「嫁に手伝って欲しかったらキッチンを整理整頓しなさい!」
って怒られてたしね。

色々思うところはあると思うのよ。
でもブツブツいうと息子にも嫌われちゃう。

私は、この嫁姑問題を
結構他人事のように見ています。

だって嫁と姑なんてそういうものだから。

だからこそ何の思い込みもなしで
懐に入り込んだほうが楽だと思う。

嫁の方が優秀すぎてもうまくいかない。
嫁が我慢しすぎてもうまくいかない。

義母さんが他の嫁のことでイライラしても
また違う嫁にそれを話すわけにもいかないから
いつも飲み込んでるのも知っています。
どこで漏れるかわからないしね。
私は絶対に言わないけど。

私の実母は人の悪口をほぼ言わない人だったけど
嫁のことになると・・・うん、色々と思うことはあるみたい。
そりゃそうだよね。

大事な息子を取られたくらい思ってるかもしれないし。
色々気苦労もあるよね。

「うちの息子は本当は納豆が好きなんだけど、
嫁が納豆嫌いで買ってくれないのよ。体に良いのに〜。」

そういう小さな不満が積もっていくみたい。
何歳になっても息子は息子だもんね。

そして私は愚痴を聞きながら同調もせず、
ただただ聞いてあげてます。
そして嫁の立場もわかるので嫁さんのフォローをします。

母は我が子(私)がとても優秀だと思ってるんです。
これはとてもありがたいことですが、
私は嫁としては正直大したことないです。

でも姑が嫁に対してこういう気持ちを持つのかー!って
わかるので意外とありがたい。

嫁同士もまた愚痴の言い合いはしません。

将来介護とか色々あるので
やっぱり「気持ち」がないとしんどいだけになっちゃう。
どうせするなら「お世話させていただく」くらいの気持ちでいたい。
だから愚痴は言いません。

ネガティブなことって言葉にすると
そういう気持ちに引きずり込まれるんだろうし。
心の持ち方一つで気持ちって伝わるものだから。

自分が老いて、お世話される側になったとしたら
どういう風に関わってほしいかな?って想像したり
嫁が来たら(息子はまだ小1)
嫁の立場だった時の気持ちとか
初心に戻って接することができるんだろうか?
とか将来のこともたまにシュミレーションしています。

嫁に来てからは
お義母さんとの付き合いの方が長くなったりするので
どっちのお母さんも大事度は一緒になってくる。
しかもお義母さんの方が好きだなあって思うことも度々ある。
(実の親って悪いところも似ていたりするからね。)

こういう気持ちもお茶を飲みながら
素直に話してみたい気もする。(姑の立場だったら)

人生はまだまだ続くのだろうけど
どのステージにも様々な課題が用意されてるっぽい。
全てにワクワクできるようにしとこ。


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