あしラボの海外レース参戦記

カイロプラクター/ 哲学、科学、芸術的にフォームチェックをして、人間本来の動きをつくる。

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最近の記事

2017年レユニオン

僕を動かした人はこれまで丹羽選手のみだったが、この年、ある選手から 「レユニオン行きましょう!そこで絶対10位以内に入って入賞します!」 と言ってきた奴がいた。 奥宮俊祐選手だ。 2016年の冬だったと思う。 2013年から診ているんだが、これまでのいい時も悪い時もすべて見ている。 2013年のハセツネで大惨敗して、年末に2人で飯を食いながら反省会をして 「ハセツネ優勝するぞ」 と誓ったのは記憶に新しい。 (この2年後に有言実行した!) そんな奥宮選手が、 社

    • 2016年UTMB④

      丹羽薫 8位 表彰台に登った選手と一緒に回ったUTMB。 単純に選手に力があって便乗しただけだが、それでも素直に嬉しい。 もしかしたら、もっと上にいけたかも?と思われせるのが何より楽しかったし、悔しかった。 陸上部出身ではないトレイルランナーが表彰台っていうのもなんかいい。 トレイルランの楽しさと厳しさを学んだ旅だった。 ちなみに、この年、奥宮選手も出場していたが、翌々週くらいに行われた 山田琢也選手とペアで走る トランスアルパインレース に懸けていたため、35

      • 2016年UTMB③

        シャモニーの夜は遅い。 20時くらいまで明るい。 コンタミン35km クールマイユール90km シャンペ湖120km だいたいこれくらい。 僕もミスしたり忘れたりしたが、丹羽さんはなんとかするから気にするなな人で、逆に助けられた。走っているランナーに気を使わせてはならないなってここで勉強。 はじめてのサポートクルーで海外で丹羽選手でって、今思うと、こんな最高な経験はない。 一気に勉強することがたくさんあり、吸収するのが精一杯。 ちなみに、海外では サポートと言っても

        • 2016年UTMB ②

          まつーい曰く 「海外はなんとかなるもんです」 なんなくまつーいは後から別のバスできた。こ ホテルグスタヴィアから、丹羽薫選手のいる宿までは歩いていける。 そこでは、フィールズオンアース(現オンリーワントラベル)の久保さんたちとミーティングが行われた。 コースプロファイリングやエイドでどのようにするか。 自分に課せられた仕事は、レース前に最もよく体を走れる状態にすること。 だが、今回はエイドでのサポートクルーもあった。 ここで初めて会ったのがドライバーのケヴィンとジョル

          2016年UTMB

          8月のシャモニーは暑い。 ジュネーヴから乗り合いバスで1時間。 ハイウェイをすっ飛ばしてシャモニーの街に着く。 この年は、大きな期待と不安でいっぱいだった。 その3か月くらい前に、京都にいた。 丹羽薫選手と京都でトレイルランナー向けのセミナーを開いていた。 いまだによく覚えている。 夜、一緒に食事をしている席で 「先生、一緒にUTMBに来てください。」 「え?どこ?」 「絶対に入賞します!」 気づいたら行く約束をしていた。 おそらく、この日、この言葉、この人