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2016年UTMB④

丹羽薫 8位

表彰台に登った選手と一緒に回ったUTMB。

単純に選手に力があって便乗しただけだが、それでも素直に嬉しい。

もしかしたら、もっと上にいけたかも?と思われせるのが何より楽しかったし、悔しかった。

陸上部出身ではないトレイルランナーが表彰台っていうのもなんかいい。

トレイルランの楽しさと厳しさを学んだ旅だった。

ちなみに、この年、奥宮選手も出場していたが、翌々週くらいに行われた
山田琢也選手とペアで走る
トランスアルパインレース

に懸けていたため、35kmコンタミンで予定通り終了。
そして、本番では見事10位になった。


自分はレースに出るより関わることで得られた経験を仕事に活かしたいと思うようになる。

一方で、ますます海外に行って自分を試したくなってきた。
走力ではなく、仕事の技術は通用するのだろうか。

海外レースに公式で行ってはおもしろくない。

いきなりベッド持って広げたら、人が集まるようにしたい。

最初から甘い立場にいたくない。
間違っても公式です。
なんて恥ずかしくて言えないw

徐々に開拓して、徐々に認められたいのだ。
邪道でいい。
やりたいようにやる。


そういう気持ちが芽生えた大会だった。

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