僕は先進国

僕は先進国。

食べる物も、住む場所も、着る服も困らない。僕は先進国。

水道から出てくる水も飲めるし、トイレも衛生的、ゴミが溢れてる場所もない。僕は先進国。

戦火の中を逃げることもないし、夜中に恐怖で目が覚めることもない、いきなり怖い人が家に入ってくることもない。僕は先進国。

仕事でミスをしても死なないし、報告が中途半端でも報酬が減ることもないし、自分のお金を出してリスクを取ることもない。僕は先進国。

先進国は死が隣り合っていない。

どこか遠い誰かの出来事のように扱われている。

「やらないと死ぬ」という環境がない。

だから「本気」になりにくいし、文字通り「死ぬ気でやる」みたいになりにくい。

仕事への姿勢、気概、気迫。

全てが先進国のそれであるかのように、生ぬるい体温を持って仕事をしていた。

圧倒的な危機感の欠如。

圧倒的な危機感を持った時に人は勝手に成長するものなのだ。

先進国から早く抜け出さないと。

そんなことを感じた今日のMTG。



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