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ミニマリストの週末日記

土曜日。くもり。湿度があって春という感じがする。先日部屋中の除湿剤を交換しておいてよかった。でもこの分ではすぐまたいっぱいになってしまうかも。

目が覚めるのを待ちつつぼんやりストレッチ。食パンをトーストしている間に洗濯機を回し、湯を沸かす。湯はたくさん沸かして1.5リットルのサーモスのポットにためておく。これで夕方まで都度沸かさなくても温かいものが飲める。バターもチーズも切らしていて、朝食は何もつけないトーストと白湯。

洗濯物を干して着替える。花粉とコロナ対策のため、デニムと上着は玄関に置いた無印の白い箱に入れてある。新しいTシャツだけ身につけて、残りの着替えは玄関で。GUのジョガーパンツとユニクロのコットンパーカ、キャップをかぶりマスクをして家を出る。最近は主にGUとユニクロと無印ばかり組み合わせて着ている。「名前のない服」が着たいと言う気持ち。

前から気になっていた住宅街の中のパン屋へ行ってみる。Googleマップを頼りに近くまで進み、路地を覗き込むと[パン]というシンプルな看板が出ていていい予感がする。店内に入ると美味しそうなパンばかりで目移りするが、クロワッサンとハムチーズベーグル、ミートパイを買う。

その足で公園へ。一時期ジョギングに通っていた公園なのだけれど、記憶していたよりも遠く感じた。コロナ禍の運動不足だなと思う。太陽が出てきてあつい。桜が咲き始めている。入り口近くの自動販売機でキリンレモンを買う。キリンレモンのラベルが好きだ。
広場に出ると、色とりどりの人々が散らばっていた。縄跳びを練習している親子、ランナーの人々、シートを広げてお弁当を食べている親子、フリスビー、ボール、ラジコン。草原のソーシャルディスタンス。

ベンチに座ってパンを食べる。クロワッサンはさくさくとしてバターの香りがふんわり広がる。ベーグルは表面がつるつると光っていて中はもっちりと密度がある。しっかりした弾力があるのにかみやすい。もぐもぐ。ミートパイを見たらコーヒーが飲みたくなったので、持ち帰って後で食べることにする。
遠くの大きな滑り台を、次々すべる子供たちのシャツの色を眺める。水色、白、黄色、ピンク、白、白、グレー。
大きな草原をゆっくり縦断し、それから外周を大きく一周して帰る。

帰宅。着替えて手洗いうがい。顔も洗ってさっぱりする。
最近気に入っているKINTOのコーヒーカラフェでコーヒーを淹れる。フラスコのようなガラス製なので、なんだか理科の実験を思い出す。ぽぽぽとコーヒーが落ちる音と、ゆっくりくもるガラス、たちのぼる不定形の湯気。
ゆっくり飲んでしばしぼんやりする。ミートパイを温めて、二杯目のコーヒーと一緒に食べる。生地がたっぷりと柔らかめで、具にしっかりと味がついていて、美味しい。今日買ったパンは全部美味しかった。すごい。なかなかないことだと思う。

食器を洗ってしばし休憩。洗濯物も部屋干ししているので、部屋がさらに湿気でしっとりしている。
せっかくkindle アンリミテッドに入会したので、取得した本を次々読んでいく。カーサブルータスのバックナンバーを次々見てしまう。
特に近刊の [ORGANIZE YOUR LIFE 暮らしを整える整理術]がいい。無印良品などのプロダクトデザイナーの深澤直人さんの記事がある。深澤さんの記事があるものはネットでも本でも必ずチェックする。

肌寒くなってきたので、夕飯は鍋にしようと思う。白菜と玉ねぎと鶏胸肉。副菜は作り置きのポテトサラダとささみと長ネギをあえたもの。白ごはん。
早めの夕食中、地震。大きくて長い。横揺れが長かったので遠方だろうと考える。TVをつけると映像で酔うのでラジオにする。ラジオの方がきちんと情報が入ってくるように思う。
早めに風呂を済ませて就寝体制に。気温が下がり、雨が降り始める。震災の時もそうだったなと思う。

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