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「掃除って、いいことづくめだ。」習慣化して見えてきたこと

朝起きたら、服に着替える。お腹が空いたら、ご飯を食べる。

毎日習慣としてやっている、何気ないこと。生きていく上で欠かせないものが私たちにはある。

「掃除」。生きていく上でかかせない習慣だと、私は思う。


面倒くさいと思っていた、掃除。

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「掃除」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべるだろう。

どちらかというと、「面倒くさいもの」「ある意味義務のようなもの」「なるべく楽をしてこなしたい」そんな風に思っている人が多い気がする。


もともと面倒なことは極力避けたい主義で、几帳面でも何でもない私が掃除に興味を持ち始めたのは、2年ほど前、ふとInstagramに出てきた投稿を見た時だ。

" オキシクリーン "(最初は、なんて?と聞き返したくなるような、聞きなじみがない商品名だなぁと思った)という、つけ置きして汚れを落とす洗剤があり、つけ置きするだけでこんなに汚れが落ちる!という劇的ビフォーアフターのような投稿だった。

「つけ置きして、そんなに変わるのか?」疑問を持ちながらも興味がわき、試しに洗剤を購入して、つけ置き洗いをしてみた。

そうしたら、驚いた。あんなにゴシゴシ洗っていたものが、するっと汚れが落ちた。とても気持ちが良い。まさに爽快。楽しいぞ!

味を占めた私は、気が付けば掃除が好きになっていた。きれいにすることがこんなに楽しいことだとは、数年前まで気が付かなかった。どの汚れにどの洗剤が効果的なのか、酸性とアルカリ性があるのか、ふむふむ。なるほど。今まで知らなかった" 洗剤 "という分野に、私はすっかりハマっていった。

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掃除が習慣になって、さらに気付いたことがあった。地球環境に配慮した洗剤を使いたい、ということだ。(写真の、シンクが泡々になっているのは、アメリカ製のオキシクリーン。洗浄力はあるが、実はこれは界面活性剤がかなり入っていることから、使うのをやめた。)

洗剤を使うということは、生活排水として流れていってしまうため、地球に負荷がかかってしまう。効率性重視の掃除を目指すと、どうしても洗浄力の高い、界面活性剤の多い洗剤になってしまいがち。少し罪悪感を覚えるようになっていた。

界面活性剤がどれくらい使われているのか?界面活性剤にも地球に悪いものもあればそうでもないものがあること。かといって洗浄力も気にしたいし、高価なものでは買い続けられない。

効率性重視の掃除ではなく、環境に配慮しつつ汚れもきちんと落とせるナチュラルクリーニングを目指したい。そう思うようになった。

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そうして、ネットなどで検索して、自分なりに掃除にナチュラルクリーニングを取り入れるようになる。

ナチュラルクリーニングの代表格ともいえる「クエン酸」「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」。まずはこれをマスターした。汚れ毎に使い分けるととても綺麗になるし、使っても環境への負荷が小さい。粉で買えば自分で好きなように調合出来てコスパも良い。

掃除する時に自分の気分を高めたくて、防臭効果にもなるラベンダーの精油を入れてみた。いいにおいにもなるし汚れも落ちて、環境にも配慮している。自分にピッタリだと思った。

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最近は、台所用洗剤や洗濯用洗剤なども環境に配慮したいと思っている。知人に紹介された「えがおの力」を最近使っているが、これ1つで台所、トイレ、お風呂、洗濯、更にはシャンプーなど、用途毎に配合を変えて使うことが出来る。それぞれの洗剤を買い足さなくても、これ1つで事足りるというシンプルさが好きだなと思う。洗浄力も申し分ない。


「日常」が好きになる

最初は、単純に自分にとって習慣になっていった掃除。

でも、「環境に配慮したい」という地球環境を自分事として捉える気持ちが強くなって、地球が自分の中でより近くなったし、何よりも暮らしが好きになっていった。

日常を送れているという有難みと、掃除をしている自分が大好きになった。こんなズボラな自分でも、掃除がちゃんと出来ている!エライ!と、自分で自分を褒めている。

自己肯定感を高められるのでとてもいいことだ。

今は、台所用洗剤を固形洗剤にしてみようかな(持ちが良いのでコスパも良く、環境に配慮しているため)とか、重曹シャンプーやクエン酸リンスにもチャレンジしてみようかなと。そして、掃除を暮らしの観点からもっと発信したいなと思うようになっている。


掃除は自分の日常に、彩りを与えてくれている。

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