「デザイン」と「プログラム」ができたら最強?
「デザイン」と「プログラム」の両方ができたらエンジニアとして「最強」だと耳にすることがある。これは確かに、実際、そう感じる。エンジニアにとってはやはり、高度な技術でアプリが作れても、それをユーザを惹きつけるビジュアルに仕上げることは、デザインセンスがないととても無理だ。
「のりもの、どんなおと?」をもっと良くする~絵と音~
http://www.materialize.jp/art/internship/8871/
プログラミング未経験の文系女子大生がチャレンジしている幼児向けアプリ「のりもの、どんなおと?」だが、このアプリに登場するすべての乗り物のイラストは、私が描いたものだ。背景の線路や海などもそう。
こういった絵本的なアプリなら下手でも許されるかと思い自前で描いたのだが、矢印やアイコンなどは無理なので、フリー素材を使っている。
アプリを誰でも作れる時代になったのは、こういったフリー素材の貢献も大きい。すべての素材を自前で作っていたら、企業としてはデザイン屋に外注する金が掛かって仕方がないし、個人としてはクオリティが上がらずこれほどアプリも世界的に盛り上がってはいないだろう。
この子も以下のように書いているが、
「のりもの、どんなおと?」をもっと良くする~絵と音~
http://www.materialize.jp/art/internship/8871/
というのも最近、あるメディアのパクリ問題とその後の炎上を見て胸が痛かったので、著作権に関しては慎重になりました。無関係だからとただ彼らを批判するのではなく、明日は我が身と思っています。
誰もが自由に発信できるインフラが整った今、もう他人事ではないわけだが、その意識がまだまだ世間的にはかなり低いのだと思う。
2045年のシンギュラリティは2030年に前倒しされるとも言われている、それを指を咥えて待っているのではなくて、義務教育でさっさとアプリ作成と著作権について学ばせるべきだとずっと思っている。
知り合いの小学生が、「アプリ開発クラブ」に入ったのだが、パソコンに慣れさせる為に、エクセルで名刺を作らされた、と言っていた。なんと、無駄なことだろう。アプリ作成なんて、もはや子供でも一日でできてしまうというのに。
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