999の亡霊があなたをディズニーランドに誘う 『ホーンテッドマンション』

今年、映画館で『ホーンテッドマンション』を見逃した私は、ディズニープラスで追っかけ視聴してみました。

予告編を見て「おお、これは！」と思ったものの、実際に見てみると、大人の私にはちょっぴり物足りない感じ。まるで、ハロウィンのちょっとエグめなお菓子を期待していたら、健康志向のお菓子をもらったみたいな？

でもファミリー向けホラーとしてはバッチリなんじゃないでしょうか。子供たちに「夜、怖くて眠れない！」なんてことにならない、ちょうどいいスパイス加減です。

ラキース・スタンフィールドとオーウェン・ウィルソンの演技は、まるでホラー映画の中のサプライズチョコレートという感じでしょうか。彼らのキャラクターが映画にユーモアを散りばめてくれています。

そして、テーマパークのようなシーンは、子供の頃に行ったディズニーランド思い出させます。観た後はまんまと「またディズニーランドに行きたいな～」という気分にさせられています。

ただ、ホラーとコメディのバランスは、ちょっとアンバランス。大人の視点から見ると、もう少しスリリングさや複雑さが欲しいところ。まるで、ジェットコースターを期待していたら、メリーゴーランドぐらいに乗っているような？

でも、『ホーンテッドマンション』は、その独自の魅力で十分楽しませてくれる作品です。家族みんなで見るにはぴったり。ディズニーファンやホラーコメディ好きなら、一見の価値アリですよ！

⭐️⭐️⭐️