かくも美しく強い母であることを娘に知らしめたいのだ。

2歳の娘がいることは初めの投稿で明かしたが、当然ながら彼女はあらゆる意味で母である私のことを理解などしていないだろう。

魂的に理解しているのとは別の話である。

私も自分の母の正体なぞいまだに不明だからな。

娘は胎内記憶の話などからしても類まれなる魂の持ち主あることは言うまでもないのだが(さすが私の娘である)

だがそれでも今現在、自分の母がいかに馬鹿らしい悩みで日々を明け暮れているかなど知る由もないだろうから綴るのである。

まず彼女の母は人並み以上に美人で才能溢れるイイ女であるということ。

才能にかまけて十代の頃より男性陣を意図してたぶらかしていたのはここだけの話だ。

得てして人気者であるが故に大成しないであろうことは自分でも予感していたが、それがこのような30代を迎えようとは、まぁまぁ予想通りである。

類稀なる美貌や才能を得ようが、努力しなければ何も身を結ばないと人生をもってして知ったが、それでもなお汗水たらして努力しないでいるのを見ると私はそれでもイイとたかを括っているらしい。

何せ善徳貯金がそれなりにあるが故の怠慢であろうと思う。

もしくはそのように障害を乗り越えられなければさらに過酷な次の人生を送る末路なのか。

それでも今身を持って体験させられているこの現状で

私は日々恵まれた環境を味わいながらも不平不満を持ち過食嘔吐という認めがたい苦痛と辱めを許容し育児家事をこなしている。

仕事もボチボチといったところか。

さぁ酒が切れてきた。補充しよう。