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慣用句から見る身体

 日本には身体の一部を使った慣用句が沢山あります。
本腰を入れる、胸をなでおろす、舌を巻く、腕が鳴る、脚を洗う、腹をすえる・・・・・

などなど様々な意味を含む言葉が日常生活で使われています

その中でも本日は”腰“に焦点を当てて考えていきましょう。

そもそも腰という漢字は(月)にくづき に(要)かなめと書きます。
そうです、この漢字の通り腰は身体の要だという事を表しています。

腰を使った慣用句を見ると、腰が重い、腰が砕ける、及び腰、腰を浮かすなどのネガティブな状況で使うものや、腰が据わる、腰が低い、本腰を入れる、腰が入るなどポジティブな状況に使う言葉などさまざま。
しかしこれらの言葉に共通することは人の性格や決心を意味するものが多い気がします。

トレーニングにおいても腰や腹部の使い方は数年前の体幹ブームからかなり見直されていてどの競技者であっても体幹トレーニングを取り入れています。

また骨盤の歪みが全身に不調を起こすこともありカイロプラクティックの先生などはまずは腰の状態を評価して治療を行います。

医学、解剖学、運動学が発達する前から腰は身体の要だという事を日本人は本能的に感じていたのではないかと考える事があります。

デスクワークや車の運転など腰に負担を掛け続けている現代人にとっては耳が痛い話ですが、健康は背に腹は替えられないので重い腰を上げて不調の無い身体の為にもストレッチや軽い運動で汗を流してみて下さい!

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