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【旅行日誌】2023/07/03~07/05 初プライベート旅行にして初沖縄を満喫した話。(1/3)

8年間ほど勤めていたSE会社を退職し、憂鬱な状態が続いていたある日、友人から「沖縄旅行に行かないか」とのお誘いを受けました。

最近やっていることといえば小説をスローペースで書いているくらいで、他はソシャゲーの作業を消化したり、Netflixを観あさったりしているだけ。
味気ない生活を続けるくらいならと思い、意を決して沖縄へ旅に出ることに。

友人に作ってもらった貴重な機会を活用し、いつかやってみたいなと考えていたブログを素人なりに書いてみることにしました。
拙いところが多々あるかと思いますが、最後までお読みいただけると嬉しいです。

1.いざ沖縄・那覇空港へ

2023年7月3日、午前6時。
福岡の田舎から高速バスに乗り、1時間ほどかけて福岡空港へ向かいます。

この時、九州では大雨が続いていました。
今思えば天気予報を確認すれば済む話でしたが、「沖縄も大雨になっていたりしないかな」と不安に思いながら、窓の外のどんよりとした景色を眺めていました。

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どんよりとした雨模様。

午前9時40分。
福岡空港に辿り着き、空港内の喫茶店で朝食を済ませ、ひとまず沖縄行きの飛行機に乗るところまで無事完了。

バスや空港内にいたのはサラリーマンのかたがほとんどでしたが、ここまで来ると旅行客のほうが数を上回っていました。
外国客のかたも多かった。

福岡は雨模様でしたが、雲を下から突き破ればその先に青空が広がります。
そして、雲の中に沈み込むと、沖縄の空は僕の不安をかき消してくれるほどに晴れ渡っていました。

こっちは快晴!

中央席だったのと、スーツのサイズが7Lもあるほどにデブだったせいで、こんな写真しか撮れませんでしたが(ほんとすみません)、水平線まで澄み渡った沖縄の海が僕たちを出迎えてくれました。

そんなこんなで、午前11時20分。
那覇空港に到着します。

沖縄の花々やシーザーたちが出迎えてくれました。

友人とも合流し、早速沖縄の旅が始まります。
胸が高鳴る反面、沖縄の蒸し暑さにやられないか心配にもなってきました。

2.まずは国際通り巡り

今回は、沖縄に詳しい友人に案内してもらいながら旅をしました。
那覇空港からモノレールで県庁前まで移動し、まずは国際通りへ。

ヤシの木々に沖縄らしい店の数々。

まず、国際通りなどの観光地に限らず、至る所にヤシの木が生えていてびっくりしました。
同じ日本でありながら、自分が住んでいる場所とは全く違う場所なのだと思い知らされます。

そして、国際通りには郷土料理の店、紅芋タルトやちんすこうなどといったお土産屋さん、ブルーシールのアイスクリーム屋さんなど、沖縄ならではの店がたくさん並んでいました。
中には全国的なチェーン店なんかもありましたが、こういう地元のお店が多く残っているからこそ、沖縄らしい雰囲気が保たれているんでしょうね。

国際通りから途中で逸れると、その先にはレトロな雰囲気を持った商店街がありました。

コンビニが映らない所で撮ればよかったと反省……。

さらに進んでいくと、薄暗い裏路地なんかも見つかったりします。

ローカル旅番組でしか見たことない。

古びていたりしながらも、ちゃんと隅々まで人の生活の跡が残っているのが味わい深いです。

午後1時。
散策を続けていると、老舗っぽい食堂を発見。

芸能人の写真も飾られていたし、有名な店なのかな?

「花笠食堂」という店です。
本場の郷土料理を食べてみたいのと、沖縄の昔らしさを味わいたいのとで、ここで昼ご飯を食べようと迷わず決断。

なかなかにボリューミー。

僕はゴーヤーチャンプルー定食を注文。
友人はソーキそばだったかな。

初めてでありながら、どこかなじみ深さを感じるおかんの味でおいしかったです。
食堂ならではのアットホームな雰囲気もとてもよかった。

こーれーぐーすにも初挑戦。
下調べもせず、食べ終わったソーキそばの残り汁に十滴くらい垂らして飲みました。
かなり強めのコクとパンチが加わり、味変どころじゃなくなってしまいましたが、ご飯の締めとしておいしくいただきました。

3.レンタル自転車に乗ってさらなる探検

午後2時。
昼ご飯を食べ終えて国際通りを離れた後、レンタル自転車に乗って予約したホテルの辺りへ向かうことにしました。

田舎暮らしの僕がレンタル自転車を利用するのは初めて。
簡単かつリーズナブルに借りられて、しかもどこのステーションに返却してもOKなサービス。
バックパッカーの移動手段にはもってこいですね。

チェックインの時間にはまだ早かったので、付近を散策してみることに。
すると、友人が前から行きたかったという場所に辿り着きました。

車が行き交う何気ない郊外の中に、堂々たる佇まい。

「福州園」という庭園です。
豊かな自然・水景と共に、中国の建築美を味わえる場所でした。

中国の景色は華がある。

中国の建築って、日本のそれと違い、色合いやデザインなどの華やかさがあるように思います。
結構鮮やかな色を使ったりしていながら、池と並べても美しさがまったく損なわれないのは凄いとしか言いようがない。
日本の場合は「わびさび」という別の美の概念として確立していますが、こちらの美も間違いなく素晴らしいものでしょう。

僕たちが来たときには、婦人たちが建物の中に集まって二胡を演奏しており、優雅な音色がさらなるアクセントになってくれました。
別のタイミングで来れば、また新たな出会いと発見があるのかもしれません。

午後4時。
いい時間になったところで、一泊目のホテルへ向かいます。

上品なホテルでありながら安い。

「ネストホテル那覇西」です。
最近できたホテルらしいですね。

今回は大人2人でツインルーム1部屋に宿泊し、おおよそ驚きの4000円。
さらに旅行支援によってほぼ同額のクーポンをゲットし、実質ただの宿泊に。

友人のやりくりが上手すぎるのもあるんでしょうけど、市街地でなく郊外のホテルに目をつけ、交通費もレンタル自転車や路線バスを利用したりと、工夫によって旅行費を安く抑えることができるみたいです。
今度一人で旅するときには意識してみたいですね。

4.再び国際通りへ

午後5時。
荷物の整理と休憩が済んだところで、温泉と夕ご飯を求めて散策を再開。
再びレンタル自転車に乗って国際通りへ向かいます。

こういう温泉は今や希少だと思う。

「那覇セントラルホテル」にある「りっかりっか湯」です。

料金は少し高めでした。
ホテルの一部である温泉なので、宿泊しないで入浴するとなれば妥当なのかも。

靴箱やロビー近くの自販機、マッサージチェア、食事処に並ぶ質素なテーブルと椅子、浴場へ続く階段と扉、脱衣所から浴場に至るまで、庶民的な雰囲気がとにかく懐かしかったです。
小学生のころに家族でよく似たような温泉に通っていたのですが、こういう風情を持った温泉って最近ほとんど見かけないような。
巡り合えてラッキーでしたね。

「りっかりっか湯」は三種類あるサウナが目玉とのことで、うきうきでサウナに入ったのですが、あっという間にヒートショックを起こしてしばらくまともに動けなくなってしまいました。
デブは身のほどをわきまえないといけません。

足も水ぶくれを起こし、ヒートショックによって意識ももうろうとしてしまい、その後の移動では友人にかなり気を遣わせてしまいました。
今後旅をするときのためにも、事前の対策と体づくりをしっかりしなきゃなあと痛感しました。
謝りっぱなしで言葉が薄っぺらくなってしまっているけど、それでもあらためて申し訳ない。

午後7時。
夕日もすっかり沈み、チンピラがちらほら出没するようになったころ。
国際通りを歩いていると、とある市場をたまたま見かけました。

生魚のにおいも漂っていました。

「第一牧志公設市場」という場所。
生魚、貝、かに、えびなどといった海の幸がたくさん並んでいました。
精肉店もありましたが、ここのメインはやっぱりお魚たちかな。

その場で捌いたりしていましたよ。
普段見ないお魚もちらほら。

市場らしく、買って捌いてもらった食材を、上の階で調理してもらって食べることもできるみたいでした。
贅沢な体験なのですが、今回はホテルで晩酌すると決めていたので、刺身だけを買ってホテルに戻ります。

5.一日の終わりを刺身・ビールと共に

手前のやつ名前わかんねえ! でもうまいからいいや!

午後8時。
ホテルの部屋でテーブルを並べ、買った刺身たちを並べます。
今回買ったのは1パックにつき600~1000円だったのですが、先ほど手に入れたクーポンがあるので、実質チャラです。

デン! オリオンのやつ!

近くのコンビニで沖縄のビール缶を調達し、色とりどりの刺身をつまみながらぐいっと喉に通す。
友人のセンスが光ります。

2人でおしゃべりしながらビールを飲み干し、刺身も食べ終わったところで、後片付けをしてふかふかベッドで眠りにつきました。

こんなところで、初めての沖縄旅行1日目は終わりです。
残りの2日間ですが、あと2つに区切って別々の記事にまとめようと思います。

では、ここまでお読みくださりありがとうございました。

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