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7月の読書記録

7月はかなり読書をしたので、この場を借りて一部ご紹介しようと思います。

 1960年代から1970年代前半までは、日本は経済成長と人口資質向上対策の一環として
「長期計画として劣悪素質が子孫に伝わるのを排除し、優秀素質が民族中に繁栄する方途を講じなければならない」として、優生政策を提案している。

 社会的文脈として優生政策が存在していたのだと痛感させられました。自分も一人の当事者として、優生政策のテーマに向き合いたいと思います。
 この本は各国の優生政策の歴史を学びながら、日本はどのような歴史をたどったのかを学べる良書だと思います。


 本書のキーメッセージは、「理不尽なのは〈世の中〉ではなく、私たちの〈頭の中〉である」。
努力が報われず、抵抗が無駄に終わるのはなぜか。
本書では、「世の中」と「頭の中」の関係を明らかにし、閉塞感や苛立ちの原因に迫ります。

 自分の思い込みに改めて気が付かされます。仕事やプライベートでの自分の思い込みや矛盾に気が付くきっかけを得たと思います。


結婚の“正体"を知っていますか――。
困難から不要へ。
欧米とは違うかたちで結婚不要になっている男女の実態を分析し、
かくも矛盾に満ちた近代的結婚を明らかにするホンネの結婚社会学。

 一言でいえば、昔と比べると結婚のハードルは上がっているという内容です。それを統計データや資料を基に論じています。
 決して、結婚をディスっている内容ではないのでご安心を^^


誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。
働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。
目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。
世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。
みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という
3つのステージを生きた時代は終わった。
では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。
その一つの答えが本書にある。
100歳時代の戦略的人生設計書。

 雑な解説ですが、これからは長生きすることを前提に、将来を見据えて計画的にライフプランを立て行動しなさいといった内容です。
 僕は余暇の時間を無駄にせず、勉強をしなければと心に決めたきっかけとなりました。
(勉強と遊びのバランスは大切ですね。大人になっても勉強は大切だと改めて思いました。)


◆著者のコメント
本書をきっかけに、一度は放り出した日本語版をまた開く気になる読者、あるいは、日本語版を買って読んでみようと思う読者がいたらと、密かに願ってもいる。
『21世紀の資本』が、歴史的な著作であることは間違いない。まずは本書を通じて、ぜひ、その世界に触れてみてほしい。

 大事なのは、r>g  
 
要は、「資本収益率は、GDP成長率より大きい。この状況は今後ずっと続き、格差はますます広がると考えられる。」ということで、労働者と資本家の格差が拡大し続けるとピケティは予測しています。
 労働者である僕が思うことは、格差はあってもいいが、特に住宅費と教育費のコストはもう少し何とかならないものかと思う次第です。先程の結婚のハードルが高いのも、所得が低くて生活が困難なのが主な原因だと論じています。


◆大ベストセラーとして空前のアドラーブームを巻き起こした『嫌われる勇気』の完結編!
◆前作『嫌われる勇気』でアドラーの教えを知り、新たな生き方を決意した青年。その彼が3年ぶりに哲人のもとを訪れる。
アドラーの教えを実践すべく図書館司書を辞めて教師となった彼が語る衝撃の告白。
それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。
アドラー心理学など、教育現場でも現実社会でも通用しない机上の空論だとする彼に、「あなたはアドラーを誤解している」と哲人は語る。
哲人と青年の対話は、教育論に始まり、仕事論、組織論、社会論、人生論へと及び、最後には「真の自立」と「愛」というテーマが浮かび上がる。
そして、最後に哲人が説くのは、誰もが幸せに生きるために為すべき「人生最大の選択」についてだった。
果たしてその選択とは? 
あなたの人生を一変させる劇薬の哲学問答、再び!

 僕は、前作の「嫌われる勇気」には多大な影響を受けています。
それから約2年の月日が経ち、思い付きで「幸せになる勇気」を読んでみようと思いました。ここでは書ききれませんが、想像以上に衝撃的でした。
とりあえず、「愛のタスク」を実践するに至るまでは相当人格が成熟しないと難しいなと思わされました。とりあえず地道にやっていきます(笑)

 一応、「嫌われる勇気」も紹介しておきます。個人的には人生変わるレベルで影響を受けています。


 そんな訳で、今回はAmazonのリンクがあるのを紹介させていただきました。

 それでは、また!

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