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親、配偶者、自分、発達障害?

「みみずちゃん、もしかしたら私も発達障害かも・・・」

娘を検査機関で検査したところ、自閉スペクトラムと書かれた意見書をもらった友人。

「本当にかわいいんだけど、自分の子供のころとかぶる部分があって・・・もし私も自閉スペクトラムだったらどうしよう?」

何年ぶりに会ったかわからない友人だが、私が発達障害だという事を知って打ち明けてくれた。ありがとう。

彼女は中学の時に同じクラスだったのだが、印象としては引っ込み思案だけど仲良くなると面白い子、という感じ。

彼女には、小学校にあがり特別支援学級を利用するために検査をする際に、親もついでに発達障害の検査を受けて自分も発達障害だとわかる場合が多いから、気になるようだったら検査機関の人に相談してと伝えた。

だが彼女には続きがある。

「旦那の弟さんがめっちゃ生きづらそう・・・」

いわゆるASDの塊のような人間で、会社でトラブルを起こしてなかなか定職に就けないらしい。周りが優しいせいか本人はそこまで気にしていないらしいが・・・

ASDに関しては遺伝がかなりの割合だと私の発達障害人間関係からもわかる。

実際私自身のASDも遺伝しているという事がわかっている。

祖父の母が、いわゆる空気の読めない嫁だったらしい。祖父の母ということはかなり昔の時代の人間であることがわかるとおもうが、

当時は旦那さんが寝てるときに次の日に着る洋服などを枕元に準備しておくような時代だったが、その嫁さんはそのようなことをしない人間だったらしい。

祖父も父も口数が少なく空気の読めない人間だった。

自分や子供が発達障害だと、ルーツを探る経験はしていると思う。

ADHDに関しては諸説あり、色々議論がされているが、ASDに関しては遺伝説が強い。

あと父親がとても頭がいい場合(東大京大レベルの学歴持ち)や、高齢出産、会社でえらい地位について年収が高い場合なども子供がASDと診断されがちだ。

子供に遺伝した場合、自分や配偶者が周囲から辛い扱いをされている場合が多いので、せめて自分の子供だけは大切にしようと思い子育てしている傾向がある。

ちなみに叔母から聞いた話だが、今学校に特別支援学級が4つあり、その中の3つは発達障害の子があつまり、残りの一つは知的障害などであるそうだ。

叔母曰く、発達障害であることは全然普通だよ、とのこと。

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