憧れのナパ・ヴァレーの赤ワイン。味の複雑さに惚れる★
ワインを買うとき、よくジャケ買いをする。
ジャケは、生産者のワインへの思いが詰まっている。そこに心惹かれるとき、生産者の人との相性が良いことがある。つまり味の好みが合う。(随分前に読んだワインの本にも書いてあった。ふふふ)
ワインを好きになって16年。はじめはボルドーワイン(フランスのボルドー地区。赤が主で、葡萄品種はカベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー30%がのブレンドが多い)から入った。伝統的でかつ王道のワインだ。
外で飲む時はバーテンダーの方に好みを聞かれると、「重ため、タンニンが効いていてしっかりしたものをお願いします」と言っていてそうするとボルドーワインが出てくることも多かった。深い赤褐色でフルボディで樽香の効いたワインを飲むと「うん、これこれ!」と安心して飲んでた。
ここ7-8年はニューワールド(比較的歴史の浅いワイン)がもてはやされ、カリフォルニアのナパヴァレー地区を筆頭に大人気。チリはもちろんのこと、南アフリカ、スロべキア産などを飲む機会も増えた。
そして先日、目から鱗が落ちた。
私の心を奪ったワイン。
カリフォルニアのナパ・ヴァレーにある、オリンスウィフトというワイナリーが作っている、papillon(パピヨン)の2016年。
いつもお世話になってるピーロート・ジャパンのカタログを見ていて数あるラインナップの中から、このジャケにひとめぼれ!
1本1万円とまぁ普段飲みには高い!だけど、ナパでこのジャケであることがどうしても気になり。3日悩んで買うことを決意した。オリン・スウィフトのワイナリーの赤ワイン3本セット3万円。かなり奮発。
そして当日。ステーキを用意し、満を持して開栓。
ちょっと信じられなかった。舌が、味覚が、その味の複雑さに、惚れた!!!!!!!!
以下はその瞬間の感想。
飲むとまず樽香がすばらしい!スモーキーさが口に残る。とろみすら感じる。素晴らしいワイン。何度でも飲みたいワイン。
ラベルに一目惚れしたナパワイン。香りもかなりしっかりとする。果実味も溢れている。
追記、
わさび、桃、ブリー、牛ももステーキ肉、ドライフルーツを合わせたが、どれともマリアージュする、12面相の無敵ワイン!
これは私がいつも備忘録で記録、投稿しているワインのアプリ、VIVINOへの記録内容。
ワインを飲むとき、ラベルを撮影し、味を記録している。忘れぽいから笑。
その日合わせたどんな食べ物にもマリアージュしたので、何度も驚きと感動が続いたのだった。
私的に他に類を見ないワイン。
ちなみに3本セットの、残りの2つはこちら。
パレルモの2015年。
ヨーグルトを思わせるような乳酸菌の香り。口に含むと樽香、木の香りが長く口に残る。
開けてしばらく立つと、しっかりと花の香りがくる。
追記
開けて一日セラーに置いたところ、しっかりとしたベリー感に加えアーシーさも出てきた。2度楽しめた感じ。
3本目はこちら。
マチェーテの2016年。
とてもバランスの取れた、完璧な味わいのワイン。
あれ、これだけ感想を書き忘れたのか、保存忘れかな。
また買おう。
最近は、ナチュールという種類のワインも流行りですね。これも、これまでのワインとはまったくちがい、1から勉強し直しという形です。
あと日本産のワイン。テロワールがより整ってきたのかな。最近よくお店で出会います。
これについてもまた別で語りたい。
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