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【探究Quiz06】最近10年で 数が減少した医療施設はどれ?

2020年9月から始まった探究学習塾a.school(エイスクール)による新企画『探究クイズ』。その第一弾『医師・看護師(医療)』シリーズ、最終問題(第6問)の配信です。

「探究学習って一体どんな学び?」という方にお送りしたい、探究の入り口のようなクイズ。子どもたちだけでなく、保護者の方も「何だろう?」「なぜだろう?」と気になるようなクイズを毎週月・水・金に配信しています!a.schoolのfacebooktwitterでクイズを、noteで解答を発信していくので、ぜひフォロー下さい。

では、早速挑戦していただきましょう!

問題

次のうち、最近10年で数が減少した施設はどれ?(日本全国)

選択肢

【A】病院
【B】診療所
【C】薬局
【D】歯科診療所(歯医者)

皆さんは、どれだと思いますか?

考え方

この問題は、いきなり結果を考えるのではなく、増加/減少につながりそうな社会的な「理由」を予想しながら考えてみるのが大事です。結果が間違っていたとしても、色んな観点から予想ができたり、ユニークな切り口に気づけたら、思考トレーニングとしては十分です。何人かで意見をぶつけあってみると、自分が思いつかなかった考えが必ず出てくるのでオススメ!

例えば、「まちの診療所のお医者さんが高齢になって、どんどん診療所を閉鎖しているんじゃないか?」とか、「スーパーの代わりにドラッグストアができたりしているので、その結果薬局の総数も増えているんじゃないか?」とか、「病院の数が減ったら社会的に大変なことになるので、減るはずはないだろう」とか。どんな予想でもオッケーです。理由を自分なりに考えてみるというのが大事!

ちなみに、twitterでの皆さんの解答はこんな感じでした。

スクリーンショット 2020-09-18 16.36.32

では、正解発表に行きましょうか!

答えは・・・








答え

スライド12

【A】病院、でしたー!

正解できましたか?

なんと、病院の数が減っているんです!毎年少しずつですがずっと減少傾向にあり、2008年と2018年で比べると、約5%も減少しています。

高齢化が進み、病院に対するニーズは強まるはずなのに、一体なぜでしょうか?

その理由は、経営状況が悪化したり、医師が不足したりして、病院の閉鎖や統合が行われているから。国も医療費増大に苦しんでおり、なかなか一筋縄では行かなさそうです。薬局の勢いが止まらない!

一方で、薬局の数は大幅増加中でその勢いは止まりません!10年間でなんと約12%も増えて、コンビニよりも多くなってしまいました。

特に、ドラッグストアといわれる医薬品だけでなく化粧品や日用品・食品なども一緒に売っている店が人気で、街なかにも郊外にもたくさんのドラッグストアができています。

一体、次の10年ではどんな変化が起こるのでしょうか?



以上で、医師・看護師シリーズの探究クイズは終了です。a.schoolの「医師・看護師」の授業が気になった方は、以下の記事(授業設計者へのインタビュー)をどうぞ!授業体験も絶賛募集中です。

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