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カフェやコワーキングスペースに混ざって、探究学習塾を開く理由(エイスクール品川校)

こんにちは。探究学習塾エイスクール(a.school)より、今日は新校舎開校のお知らせです!

〜まとめ〜
▼エイスクール品川校(6/3新規開校、無料体験会は5/11〜)
・毎週木曜16:15〜17:15 なりきりラボ®
・毎週木曜17:30〜18:30 おしごと算数®
・場所:〒140-0001 東京都品川区北品川1-21-10 SHINAGAWA 1930 
→ 体験ご予約はこちら

本郷校・池上校に続く3つ目の直営校がはじまります。

品川駅から徒歩約10分。港南口を出てビル街を抜けると、まるで都心部とは思えない下町感溢れる場所。そこから一本通りに入ると目に飛び込んできたのは趣ある古民家。

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ここがSINAGAWA 1930です。
 
一階は温かい笑顔が溢れるソーシャルカフェ PORTO。

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ギシギシと鈍い音がする急な階段を上がった先には、大きな窓に囲まれた明るく風通しのいい畳の部屋。

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SINAGAWA 1930の二階、ここで新たにエイスクール品川校が始まります。

SINAGAWA 1930とは?

品川の歴史をつないできた築90年を超える5棟の建物。これらをリノベーションし、品川の新しい拠点として様々な人たちの交流を生み発信していく複合施設、それがSHINAGAWA 1930です。

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(クラウドファンディングで改装資金を集め、漆喰塗りから外構DIYまで、たくさんの人の手を介して生まれ変わりました)

北品川は、江戸時代、江戸に一番近い東海道の宿場「品川宿」として栄えていました。品川宿は、江戸の玄関口。品川浦と呼ばれる海や、御殿山などの行楽地もあり、日本全国から人・物・情報が往き交う繁華街でした。

SHINAGAWA1930が位置する場所は、江戸時代は海(品川浦)でした。収穫した魚などを江戸城に献上する義務のある御菜肴八ヶ浦(おさいさかなはちがうら)の一つの漁場であり、海苔の産地としても栄えていました。当時は、海路による物流も盛んだったそうです。

明治になると、品川港、目黒川の水運や鉄道などの地の利を活かし、品川宿にいくつもの近代産業の工場が誕生しました。ビール醸造・ガラス工場・白煉瓦・ペイント・ゴムなど、日本の近代化は品川宿から始まったといっても過言ではありません。

〜中略〜

現在の品川は、世界を代表するIT企業やものづくり企業、外資系企業も多く、品川駅は国内屈指のターミナル駅です。2027年にはリニア中央新幹線の始発駅としての開業も予定されています。

歴史が息づく町と新しい街のちょうど間に、5棟の木造建築群が奇跡的に残っていたのです。私たちは「スクラップ&ビルドではなく、歴史を受け継ぎ、次代へ繋げるために建物を蘇らせたい。」と考えました。

SHINAGAWA 1930ホームページより)

「ほっと一息つきにきたり、新たな人と出会ったり、この場所を使って夢を実現したり、そういう関わり方をされる方々のつながりを生み、シナジーを起こす場となることを目指したい」そんなSHINAGAWA 1930のビジョンはまさに、エイスクールが理想とする子どもの学び場ともぴったり合わさるものだったのです。

カフェやコワーキングスペースに混ざって、探究学習塾を開く理由。

なりきりラボ®」「おしごと算数®」という"仕事"をテーマに、学問と社会の架け橋となるようなプログラムを小中高生に提供してきたエイスクールにとって、子どもたちが学ぶハードとしての場をいかにして大人の・外の世界と接続するか、あるいは互いに行き来できるような境界線のあやふやな場とするか、は最近の課題でした。だって彼ら・彼女らが学ぼうとしているのは、社会との関わり方や社会に対する働きかけ方なのだから。大体が、成人前後でいきなり「社会人」になるなんて考えてみたらおかしな話ですよね、子どもも立派な社会の構成員なのに。

話がちょっと脱線してしまいました。

さまざまな大人がゆるりと集い働き学ぶ、カフェやコワーキングスペースを備えた複合施設のなかに、子どもの学び場が当たり前のように共存する。大人といえば親か先生か近所の知り合いか、という小学生が、世代も職業も多様な大人に出会える場所がある。そういう環境で探究学習をしてみたらどうなるのか、そんな実験がしてみたくて、週一度の品川校開校を決めました。

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(一足先に池上で実施した、探究学習塾@お店のなか。商売ゲームをとおして四則演算を学ぶプログラムに取り組みながら、価格設定や販売方法について観察したりお店の人に聞いたりと、教室ではできない学びがありました)

毎週木曜16:00〜/17:30〜。5月は無料体験会も。

6月3日(木)に新規開校する品川校は、毎週木曜に以下の2コマを開講します。いずれも小学1〜3年生を対象とする異学年混合クラスで、定員9名の少人数制です(講師1名・メンター1名がサポートします)。

・16:15〜17:15 *なりきりラボ®*
・17:30〜18:30 *おしごと算数®

※いずれも仕事をテーマにさまざまな学問・科目と社会のつながりを学ぶオリジナルの探究学習プログラム(グッドデザイン賞受賞)

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(2021年度 年間カリキュラムは本郷校・池上校と同じです。6月にキックオフするのは、メカエンジニアとグラフィックエディター!)

新規開校を記念して、5月は無料体験会を開催!こちらは各回4名様限定でのご案内となりますので、初めての方も安心してお越しくださいね(保護者の方はご見学いただけます)。

5/13(木)17:00-18:30 ファッションデザイナー(おしごと算数)
5/20(木)17:00-18:30 ロゴデザイナー(おしごと算数)
5/27(木)17:00-18:30 メカエンジニア(なりきりラボ)
※6月以降はご体験料2,000円(税込)でお試しいただけます。

講師はどんな人?

今回、品川校の講師を務めるのは長谷川解こと"さとるん"。2019年の夏から本郷校でメンターを務めて以来、探究学習指導歴は丸二年になります。ほかにも、子どもの思考力を養う哲学対話の実践と研究に務め、全国各地の小学校で授業運営をしてきました。

ボディメイクと哲学を愛しているちょっぴり変な人ですが、温和で懐の深い雰囲気の裏には「子どもの居場所づくり」に向けたアツい闘志がある、そんなお兄さんです。

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長谷川解(はせがわさとる/さとるん)
見た目は全身真っ黒な服で髭面の怪しげな男だが、温かな包容力と溢れる優しさを兼ね備えている。ボディメクと哲学をこよなく愛し、肉体的にも精神的にも日々真理たる何かを追究している。// 2019年よりエイスクールに参画し、なりきりラボ・おしごと算数のメンターを経験。「子どもたちのそばでどう在るべきか?」を常に考え、試行錯誤しながら過ごしてきた。在学中は、哲学対話の実践と研究に努め、全国各地の学校で哲学対話の授業を行った。立教大学文学部教育学科卒。

実は品川校が講師デビューの初舞台となるさとるん。同時に追加開講する池上校の講師も務め、これからめきめきと頭角を現す予定です・・・!

「ベテランの先生に教わりたい」「ちょっと若すぎて心配・・・」そんなお声もあるかもしれません。でも、エイスクールの探究学習はそもそも、"教える"よりも"導く・伴走する・共に探究する"。子どもたちとの年齢の近さを逆に親しみやすさへと転換しながら、誰よりも先陣をきって講師として学ぶ背中を見せることで、子どもたちと一緒に成長していくことでしょう!

ご体験のお申込みはこちら。

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探究学習塾に関心がある、SHINAGAWA 1930をのぞいてみたい、近所に手軽な学び場がないか探している・・・どんな理由でも構いません、もしもこの記事をご覧になってピン!と来ましたら、ぜひ一度遊びにいらしてくださいね。


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