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運動未経験からオリンピック競技をサポートするまで【塩見正太郎】ヒトナリch取材後記

運動をするものにとって、若いうちから始めることって

一番に優位性を感じる部分だと思いますよね?

その常識を覆し、20歳まで運動未経験の人が、カポエラきっかけで

JOC強化スタッフになる話

塩見さんの話を聞くと、思い込みなんて

自分の妄想なんじゃないかって思えてきます。

挑戦に足の出ない方

おすすめしたい動画です。

塩見正太郎 柔道整復師

現在、東京都品川区中延でACRO整骨院を営む塩田正太郎さん

審美系の競技に強いトレーナーの目線や、

プロフィールにあった カポエイラ に惹かれて

オファーをさせていただきました。

きっかけ

全く運動してこずに、勉強しかしていなかった学生時代

役者を志し、岐阜から上京

演技のレッスンを通じて、ダンスやアクションに触れる。

「意外と動けるじゃん俺」

その後に、偶然カポエイラに出会う

気がついたら、どハマりして

はじめて半年後には、ブラジルに師匠と飛んだ

そこから、普及も含めてカポエイラを教え魅せる立場に

全く運動してこなかったところから、カポエイラが生業になる。

柔道整復師になるきっかけ

パフォーマンス側になり、さまざまな場面に呼ばれ始めた。

そんな中、本番に大きな怪我をする。

これまでは、怪我はしやすかったもののセルフケアでなんとか凌いでいたが

この時は、体が動かず、痺れが残るなどの後遺症障害が見られ

どうにもならなかったこともあり、セルフケアの強化も含め柔道整復師の道を志す。

その後は、カポエイラをみせる側としてパフォーマンス活動を続けていきつつ

体操競技の【アクロ体操】の育成やケアに関わリ始める。

気がついたら、アクロ体操がジュニアオリンピックの種目に選ばれ、体操競技の一つとして協会に入ることに

そこが、きっかけでJOCの強化スタッフに委嘱される。

その後も、体操・新体操・サーカスアクト・パフォーマーなど審美競技に関わる事が増えて、現在に至る。

スポーツや運動をしてこなかった20年から、ここに至ることは想像していなかったと思うと、人生は何があるかわからない。

今後の展望

第一人者であるが故、今後の展望には、後進の育成が課題となっている

同じような目で見ることが、特に新美形では求められるし、広い視野での違和感を拾える知識と経験を伝えることが

塩見さんのミッションの一つでもある。

簡単、誰でもできるといいつつも、運動未経験から、ここまで見た道のりは険しく、そこで身につけ続けているノウハウをいかにして、残し伝えるか。

非常に、困難な言語化となりそうだが、叶った時は救われる選手が多くなる

審美系のサポートにつきたい人は、扉を叩くなら今かもしれませんね。

私自身も、思わず主催イベントへの提案させていただきましたが、触れる機会を作りたい。

非常に魅力的であり、多くは表に出てこない知識でもある。

みつるの満たし

塩見さんのインタビューを通して、非常に気になったのが、

衝動と、自己分析の絶妙なバランスを取っていること

カポエイラへの衝動と、自身の経験を重ねることで得た自信

指導する量を多くする課題に取り組み、個別化の分析を行うが、
パーソナルでの指導には、熱を込め過ぎてしまう衝動の抑制

衝動と自己分析に至る経験値

相反するものを、認識し取捨選択し、バランスを取り続けているからこそ

唯一無二の存在として、立ち続けていけるのだろう。

思い込みや、雰囲気など不確定要素の多い現場で活躍するには、
必要なスキルをヒトナリを通して、見せていただいた気がする。

どんな形で、伝承されていくのか

非常に興味があります。

お読みいただきありがとうございます お気持ちは、【スポーツと体育をアップデートする】活動に活用させていただきます。