困っていいんじゃない?#8
茂呂さんから、重大発表があるよ〜とのことで
リンクを見たら、令和の虎で暗闇ヘッドスパへの志願
視覚障害の方が暗闇でヘッドスパをやるスタイル
見えない世界への誘い
暗闇なら勝てる
この熱狂が、広がっていく未来は視覚障害者にも明るい
勝てる場所で勝負するって、本当に大事なポジショニング
ここで働きたい場所であり、勝てる場所
本店は、浅井さん一人のワンオペ
「全盲でどれだけできるか試したくて」
この言葉って、短いけどとても重い
⚫︎困ってもいいんじゃない?
10月29日の茂呂さんの講演会で、いただいた質問に対して
答えたものの補足noteを書いた時に、過っていた言葉があった
それは「困ってもいいんじゃない?」ということ
自分を知ることで、ポジショニングをどうするかを考えるということは
経験を経て、自分のことがわかるようになっていくということ
それを4本目に書いた、本人は何に困っているのか??ということ
実際に困っているのは、親なんじゃないのか?
親が、子供が困っていると思って困りすぎてやしないか?
この部分を、子供自体が困る機会=自分を知る機会を失っているのではないかということ、特に若年時に守りすぎれば成長の芽を摘んでいる可能性すらある。
だから、どんどん困っていく、迷惑もかけまくって、謝りまくって
経験値を上げていくことが、実は成長なんじゃないかと
自ら困る場面を作りにいっている浅井さんにも、通づる部分にも感じる。
今の自分で、何がどこまでできるか試したい
そう思わせるような、意欲は本人からしか生まれない
⚫︎まとめ
発達障害・グレーゾーンに、鍼灸マッサージは何ができるのかを考えた時に
受け身の部分がメインで、意欲的に能動的に動く部分が少ないことに気づく
もちろん、それ自体は良い影響を与えることは間違いないのですが
意欲的に健康になったり、その上で行動に移すのは本人
その行動をフォローするのも大切な仕事になる。
上げ膳据え膳、言えば周りが配慮する
その感じは、双方求めていない未来だろう
5080問題も、その延長にある
みんなが浅井さんのようにポジティブにというわけではないが
自ら可能性に挑戦する意欲があれば、自身の才能を輝かせる経験ができる。
それを、親も、本人も守りすぎて、こもりすぎたら光れない
だから、もっと困ってもいいんじゃない?
・追記
今回の浅井さん、茂呂さんの視覚障害者の職域拡大の挑戦
鍼灸・あんまマッサージ師として働いてる自分もこうした想いや
全盲の人たちへの仕事を作る部分とも向き合う必要がある。
仕事を選べない全盲の人たちが、職にしていたあんまマッサージ指圧師
職域が狭まっていることもある
目の見えない白鳥さんとアートを見にいく の、白鳥さんも
我が盲想 のアブディンさんも、盲学校で学び国家資格を取得して
鍼灸やあんまマッサージ指圧師としての訓練を受けている。
白鳥さんは、お仕事にもしていた(現在は全盲の美術鑑賞者として活躍)
やりたい仕事になるかどうかは、個人の資質にもよるが
やりたいし、これしができないけど働く場所がないという問題は困る。
そこは、なんとか改善する必要がある部分だと改めて
暗闇ヘッドスパが、その一端を担うとしたら
僕は、応援する側でありたい
取り急ぎ、受けに行かないと
しかし、茂呂さん凄いな
凄い方と対談させていただけたことに感謝ですね
茂呂史生講演会と対談までの50日
お読みいただきありがとうございます お気持ちは、【スポーツと体育をアップデートする】活動に活用させていただきます。