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本人は困ってますか?#4

4本目のnoteなんだかんだ書くのが好きみたいだ、習慣化のコツなんて好きか嫌いか、快か不快かのシンプルな話でした。モチベなんてない

施術の合間にかける。一人治療院は融通がきくのがいいのも大きい

⚫︎何してる人なの?

実は、普段は鍼灸やマッサージの施術とトレーニングなどの指導を行っている。
あとは、企業のアドバイザーや、個人へのコーチング、今回のイベントみたいな企画などもしてる。

色々なことをやってるように見えるよくわからないタイプではある。

そんな中、最近僕の仕事を丁寧に文章にしてくださる方がいる(ありがたすぎて泣いてる)

皆んな捉え方が違うのが面白いけど、そりゃそう

だって、一人一人施術も説明も変えている

困り事に役に立てるか、気づきのきっかけになるか?

そんなことを考えながら、資格にとらわれすぎず「セキグチミツル」のビオトープをぶつけてる。

言葉にされるのは、嬉しいから書いた方はメンション飛ばしたりしてほしい感想集にまとめさせてください

懇親会の立役者

「本人は困ってないから、困ってるのは親なんすよ」と、キムがいう

キムは、地元の友達で同業者で、障害を持つお子さんの父でもある。
粗野で声がデカく、僕と二人で飲むと山賊みたいな笑い声で店から注意される。
ただ、人情味に熱く優しいやつでもある、知り合って15年近くなるが仲良くしている。

10月29日の茂呂史緒講演会でも企画段階から手伝ってくれていて、集客含めて動いてくれた。

ちなみに最初のセリフは懇親会の一幕

懇親会に参加した誰もがキムの話に耳を傾けた

確かに、本人は困ってない

僕は、キムから何度も聞いていた「本人は困ってないから、困ってるのは親なんすよ」の真意に気がついたのは、講演会準備期間での一冊の本との出会いから

それまでは、わかったつもりになっていただけだった

読んで気がついたあと、自分がダサすぎて泣けたけど、気がつけてよかったと思った。

そして講演会に対してポジティブに進んでこれたのは、根底にキムの存在がいたからだ

かわいそう

障害を持つ子はかわいそうだ

そう思って優しくしてくれる人がいる、今回の僕も困っている人に茂呂さんの話を届けたい思いが最初の動機でもある。

でも、本人は困っていないこともある

そこを気づかせてくれたのは、一冊の本

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

川内有緒さんと、全盲の白鳥さんがアートを見にいく話

茂呂さんとの対談にあたり読んだ一冊なのだが、本当に良い本だった。
川内さんが障害に向き合っていく、知っていく変化に心を打たれた
発達障害をめぐる旅路で、近い体験をしていたので尚更響いた。

その中で、白鳥さんが本人は困っていない趣旨の話をする場面がある。

リアルな老婆心で、おばあさんに「人の倍努力しないといけないよ」と聞いて、目の見える人は努力しなくて良いのかと憤る。

そりゃそうだ

アートの楽しみ方や、生活の内容など、いわゆる健常側の常識で「かわいそう」なだけで、本人は困っていないし、独自の楽しみ方を堪能している。

同じように、淡々と自分の人生を生きたら良いのだ。

周りに合わせられない人を「かわいそう」と思うのは、それはある種の勘違いなのかもしれない。

もちろん、双方配慮すべき点はたくさんあるけども

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく は、このところ本を読む友人には勧めている
この一冊で、僕の50日は救われたし、大好きなキムの言葉の真意を掴めた。

本人が困っているのかどうか?これは重要な問題で忘れがちな問題なんだ。

今から行ってくる

実は、目の見えない白鳥さんとアートを見にいく は映画になっている。
クラウドファウンディングで映像化されていて、ご本人たちが出演している。

ありがたいことに、著者の川内さんからnoteにコメントをいただいていて
11/3の上映になんとか滑り込むことに成功した。

本当は、金曜は整形外科直営の治療院に勤務する日なんだけど奇跡的に祝日

これを書き終えたら、行ってくる。

きっと、文章とは違う気づきがあるだろうと期待をしつつ
余計なことを考えないで、楽しみたい気持ちもある

観た感想を共有したくなったら文章にします。

きっと書くけど、言葉にできない気づきがある予感がしてる。

とりあえず、逗子まで急ぐ

今日の音声配信【オ体操】


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