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Road to 茂呂史生講演会 #17 現場と繋がる 石川勝章さんの場合

このnoteは、10月29日に開催する茂呂史生さんの講演会当日まで毎日更新されます。
過去記事は、こちら😃

世界を変える子供たち 著者 茂呂史生さんにご登壇いただき
「発達障害は才能である」をテーマに、お話しいただきます。
また対談「発達障害と鍼灸マッサージの可能性」を企画しています。

現場と繋がる 石川勝章さんの場合


10月29日に向けて、現場の声を聞かせていただきたくインタビューを決行
ありがたいことに、9月25日時点で10名のインタビューをさせていただいております。
※今後も増えていきます

学んだエリアと関連する方から、順不同で紹介していきます。

石川勝章の今


石川勝章 47歳 鍼灸師
幼少時から、吃音や言葉の出方などの違和感を持ったいたものの
表出した何かが診断に向かうほどでもなく進学、就職をしていく

45歳の時に、何だかわからない不調に悩まされる。
調子が悪い、イライラする、他人に理解してもらえないなど

当初は、男性更年期障害を疑い外来へ
その後心療内科で検査をすることになる。

診断は、ASD自閉スペクトラム症

45歳にして、診断された。

実は、2年前で診断される前にYouTubeの企画でインタビューをさせていただいていた。


石川さんは、Twitterで知り合った同業者で
当時は、若手が色々な挑戦をしているのをマメに応援している人という印象
僕も応援された一人、本当にありがたかった

45歳くらいの鍼灸師って、キャリアも積んで経営に落ち着きが出だして
何なら、若手に「教えてやる」ってオーラが出てくるを当時はイメージだったんだが
※当時の偏見で今は違います

真逆のカツさん(石川さんを皆んなカツさんと呼びます)に興味を持ってインタビューをした。

そもそも、この45歳に至るまでのカツさんの人生もなかなか壮絶なんだが

その後に、診断されたのが「自閉スペクトラム症

今カツさんはどんな心持ちなのか気になってインタビューをオファーした
実は、今回の講演会も開催確定の投稿の後、秒でお手伝いの連絡くれてる。

どこまでも、カツさんに支えられる私である。

⚫︎質問

Q.診断をされて変わったことありますか?

A.安心した


わからないものが、わかるようになったことで安心した。
自身の傾向を理解していたつもりだけど、医療の診断とずれもあった。

ただ、過去の自分に感じていた弱さ、人間関係をリセットする癖、人との距離感、固執性などはASDの特性とリンクすることに納得ができた。

特に人間関係のリセットは、自己肯定感を下げていた「逃げ」の感情
それが、必要以上に落ち込まなくなり、自己防衛だったと理解できる。
「じゃあ、しょうがないね」と切り替えて、できることに向けるようになった。

診断後は、理解の上で対処しやすくなっている。

Q.行動の変化はありますか?

A.与える感覚に変化がある


発達障害の人に対して、何かしてあげないといけないって感覚があったが、しっくりこないと感じてる。

いきやすくなる工夫などの情報を教えることはできるけど、内面に引っかかった何かを取れるタイミングじゃないと受け取れない

自身のASD診断も遅いとは感じておらず、今でよかった。

たくさんのケースがあることを知って、タイミングを理解して一人一人に合った対応ができるといい。

Q.鍼灸師としてASDどう見ていますか?

A.頭の状態を安定させられる方法の一つ


自分自身が、陰に入りやすい傾向にある。
優しいタッチでの施術や、顔の針などによって笑いやすくなる。

笑顔が増えたら、苛立ちも自ずと少なくなる。

また、睡眠への対策や、脳の疲労をケアすることで才能も活かせる。

まとめ


実は、カツさんのカミングアウトは、驚きました。
同業者としてのマイナス面などもあるんじゃないかとか

余計な心配をしていたんだけど、実は逆で

他にもいる発達障害を抱えた鍼灸師の方とイベントをしたり

周りの雰囲気も、プラスに働いている。

物への優しい触れ方や、その佇まいは特性により与えられた才能とすると

それを活かして、生きているカツさんを見ると元気が出る。

講演会詳細

申し遅れました、HealthConnect合同会社 関口満といいます。
(日本体育大卒/鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/アスケア治療院院長)

今回弊社で初めての講演会を主催いたします。

共同代表の鷹巣晃助と共に、一人でも多くの方に聴いていただきたくてて、今回70名入れる会場を抑えました。(現在40名の参加)

満員で、当日を迎えたいので、ご興味ある方いらしたらお声掛けください
シェア、リポストも嬉しいです😃

10月29日ユニコムプラザさがみはら にて

世界を変える子供たち 著者 茂呂史生さんにご登壇いただき
「発達障害は才能である」をテーマに、お話しいただきます。
また対談「発達障害と鍼灸マッサージの可能性」を企画しています。

このnoteは、開催当日まで毎日更新します。

開催に至る経緯、企画趣旨と準備や決定後からの変化など

どこかのタイミングで興味を持っていただき、ご参加、共感、協賛いただけたら嬉しいです。チラシの配布先も募集中です☺️

チラシ設置協力(敬称略 設置順)

アルド治療院(青葉台)
licoco(青葉台)
東京有明医療大学
ラクダハウス(藤沢)

参加は事前登録です

スポンサー募集

共感いただける方、応援したい方はお声掛けください
個人法人問わず、一度お話しさせてください
今回だけで終わらず、今後も社会と健康をつなぐイベントを開催していきます。

お問い合わせは、HealthConnect合同会社 関口・鷹巣に各種SNSよりご連絡ください

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