見出し画像

Road to 茂呂史生講演会 #48 迷惑の匙加減

⚫︎満員御礼

発達障害・グレーゾーンをテーマに書いてきて48日目

10月29日の茂呂史生講演会は、75名参加の満員札止めとなりました。

協力してくださる方のおかげで、ようやくここまで来れました。

参加される方、スポンサーしてくださった方、いきたかったと伝えてくれる方、ブログを読んでくださる方、いいねを押してくださる方、心の奥で応援してくれる方、、、、

本当に感謝です。

茂呂さんのフィルターからみる発達障害・グレーゾーンに触れて、一人でも理解への扉が開くとあたたかい社会になるのだと思う。

認知の拡がり、これが目的

無知が虐待にもなる世界、少しでも知ることが大切なのだ

⚫︎迷惑をかける

社会の認知の問題は、大いに関係してくる。

発達障害・グレーゾーンの当事者やご家族のお話を聞いていて「迷惑がかかる」というワードが多いなと感じていた。

日本的な「人に迷惑をかけないようにする

この認識が、社会に強く根付いているからだろうか
オーダーメイドはわがままみたいな認識か

とてもよく聞いた。

対比的に、何かないかと調べていたらインドに行き着いた。

インド的な「人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい

それが、もしインドの基礎的な考え方ならばインドはすごく生きやすそうだ。

行ったことも、住んだことも、友人もいないから真意はわからないけども

⚫︎グラデーション

日本とインドどちらの世界観にコミュニティが近いのか
双方地域によっても違うだろうし、生きやすさは変わってくるのだろう

置かれた場所で咲けというけど、どこでだれとどう過ごすか

これも、生きやすくするヒントなのかもしれない

国や、地域、施設や、教育機関もどこも同じではなくてグラデーションがある。

サボテンが沼で育たないように、ハスも砂漠では育たない

まずは、自分の種が何なのかを理解しないと苦しいのは自明だ。

合うところを探すしかない、ストライクゾーンが狭いなら尚のこと
オーダーメイドは大切だ

⚫︎自分らしく生きること

仲良くしていた友人が食事中に、彼女の障がいのある友達に伝えた話を教えてくれた

「障がいを配慮するのは理解するけど、ずるいことをしたり、悪いことをするのは別」
「自分のやりたいことを邪魔するのは違う」

このような趣旨の話をしてくれていたのを、20年ぶりくらいに思い出した。
当時は、了見の狭い話だなと思って聞いていたんだけど

今になって、その意味がわかる。

配慮しすぎて、我慢が過ぎるのはおかしいし、配慮が特権になるのも違う

ましてや、自分らしく生きることの犠牲になる必要などない

その子は、自分のやりたいことを貫いて紅白歌手に関わる仕事についた

関わる人が配慮しすぎて犠牲になるのは確かに違う
線引きをしっかりしていた、その子の判断は間違ってなかった

ふーちゃん ほんとごめん 了見が狭かったのは僕でした。

⚫︎それでも知ること

このところお客さんとの会話も、発達障害・グレーゾーンの会話が多くなった

講演会に参加していただける方までいらして、本当に恵まれてる。

色々な人に話すもんだから、色々な反応がある

そこでも、なるほどと思ったのが「知らないと怖い」ということ

公共施設での急な動作や、大きな声など、小さな子供ならともかく大きい人だと怖い

それはそうだわ

自分に被害があるかもと思ったら防御や逃避を選択するのは当然

トゥレット症候群 ビリーアイリッシュの告白

この辺りも同様で、知らないと怖いよね
もちろんカミングアウトする方だって怖い

でも、知っていたら見え方が変わるかもしれない
対処の仕方や、フォローの仕方もある

科学や医学のいいところは、このわからなくて怖いからの脱却
無知が虐待にもなる世界というのも科学や医学がキーポイントだ

だから認知活動が必要なんだと思う
知って変わるものも、変わらないものもある
それは人間だから仕方がない

それでも無知が虐待にもなる世界、少しでも知ることが大切なのだ
そして、その匙加減で自分が犠牲にならない線引きも重要だ

⚫︎まとめ

迷惑、依存、無知、共存この辺りのキーワードは日々変わる流動な部分でもあり
地域や国によっても大きく違う

迷惑じゃなくて、それも個性

でも押し付けて、迷惑にしない、思わないラインがある

やはり、知ることからなのだろう

嗚呼人による匙加減は終わらない
オーダーメイドは止まらない
誰しもがそうだ

その上で、講演会然り認知活動は、繰り返しやることが、役割のような気がしている

一回の花火じゃ、足りないのも自明

20年前の自分も、50日前の自分も優しくすればいい、我慢すればいいのマインドだったけどそれは違ったのに気がつくのが今なのですよ(42歳11ヶ月)

経験して、興味を持って、調べてようやく気がついた

タイミングも、もちろんあるけど

しつこいくらい話しても、きっと足りないくらいだ

ひとまず、あと2日、さぁどうしたもんか

講演会詳細

申し遅れました、HealthConnect合同会社 関口満といいます。
(日本体育大卒/鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/アスケア治療院院長)

今回弊社で初めての講演会を主催いたします。

共同代表の鷹巣晃助と共に、一人でも多くの方に聴いていただきたくてて、今回70名入れる会場を抑えました。(現在76名の参加満員御礼 配置転換で大慌て中)

10月29日ユニコムプラザさがみはら にて

世界を変える子供たち 著者 茂呂史生さんにご登壇いただき
「発達障害は才能である」をテーマに、お話しいただきます。
また対談「発達障害と鍼灸マッサージの可能性」を企画しています。

このnoteは、開催当日まで毎日更新します。

開催に至る経緯、企画趣旨と準備や決定後からの変化など

どこかのタイミングで興味を持っていただき、ご参加、共感、協賛いただけたら嬉しいです。チラシの配布先も募集中です☺️

チラシ設置協力(敬称略 設置順)

アルド治療院(青葉台)
licoco(青葉台)
東京有明医療大学
ラクダハウス(藤沢)
JOY go round(相模大野)
はり灸治療院クオーレ(多摩センター)
アネックス鍼灸院(川越)
東京衛生学園専門学校
日本鍼灸理療専門学校
エキープカフェ(青葉台)
Lucu(田奈)
the play house(町田)
healing OFF(相模大野)
鍼灸マッサージサロン和み(上鶴間)

スポンサー募集

スポンサー

ハリフトローラー(Welt鍼灸院 高橋幸資先生) 

当日販売と、使い方シートの配布決定‼️


共感いただける方、応援したい方はお声掛けください
個人法人問わず、一度お話しさせてください
今回だけで終わらず、今後も社会と健康をつなぐイベントを開催していきます。

お問い合わせは、HealthConnect合同会社 関口・鷹巣に各種SNSよりご連絡ください

スポンサーフォーム


この記事が参加している募集

お読みいただきありがとうございます お気持ちは、【スポーツと体育をアップデートする】活動に活用させていただきます。