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ダイエット小噺 8話〜体重が増えにくくなる食生活〜

食生活の改善内容としては、少量で満足できる食事をすること。

それは、生き物に感謝をし、作ってくれた人に感謝をし、考えてしっかりと噛み締めながら食事をするということだ。

スマホ片手にお弁当をつついたり、友人とのお喋りに集中して味わうことなく食べたりするのをやめ、食事の時間は、目の前の食べ物に全神経を注力させるということを心掛けた。

まず、食事を目の前に置き、今日のご飯に何が入っているのかを、目で楽しむ。
目で楽しんだ後は、耳と口で楽しむ。

今日はあまり彩りがよろしくないけど、トマトがあってよかった。
これにはネギが入っているからシャキシャキと音がするな、いい音だ…。
この料理には豚肉と茄子が入っていて、味噌と味醂で味付けをしているな。
切り干し大根は少し味が濃いめだから、今度は醤油少なめにしてみよう。
この鶏肉の塩麹漬けはもも肉かむね肉かで言うと、もも肉っぽいかも。

まあこんな感じで。

そんなことを考えていると、胃袋も頭も心も満腹だという指示が出る気がする。ただ、その気がするだけです。

また、食事中に「美味しいな〜」って言うと、より美味しさを感じる気がする。気がするだけです。
言霊が存在すると言われているように、「美味しいな」と感じた食べ物に対しては、「美味しいな」と言葉にすることで、精神的な満足感を増やしてくれる。

この状態でコンビニのお菓子コーナーを覗いても、お菓子を食べたいという欲が湧いてこず、そのまま出口扉に向かってしまうわけなのだ。

そうなれば勝利!
あなたの大勝利です!(ドンドンパフパフ〜)

また、食事の時間を決めることも食事の改善方法の一つだろう。例えば、昼食のお弁当であれば、12時〜12時半の30分全てを使って食べると決める。

あなたは、居酒屋でコース料理を注文し、そんなに食べたつもりはないのに、時間がたつとお腹が満たされ、最後の料理はあまり食べられなくなるという経験をしたことはないだろうか。

時間は立てば立つほど、食べたものにより身体の血糖値が上がり、満腹感を刺激してくれる。
そこで、故意的に食事の時間を長めに設定することで、満腹中枢が刺激されるのを待ってみるのもダイエットに良いと思う。

具体的に、私のダイエット時の一日の食事を書いてみた。できるだけ決まったものを食べるように徹底していた。

・朝ごはん:コーヒー、ヨーグルト、フルーツ、パン

・昼ごはん:バランスの取れた手作り一段弁当(ご飯あり)

・夜ごはん:おかずのみ

・お菓子:お土産以外は食べない

朝ごはんをこのメニューにしたのは、ジムトレーナーさんが言っていたからだ。理由は知らない。朝の水分は、新陳代謝を上げる効果があるので、温かいものを飲むとよりよいらしい。

ダイエットの知識を持っていなかった時は、一日3食も食べたら体重は増えるとばかり思っていたが、調節した3食であれば一切問題ないことを学んだ。

朝はパン、昼はラーメン+ご飯、夜は定食と、20代のサラリーマンのような脂肪と糖まみれの食生活はさすがにできないけれど、バランスの取れた3食の食生活がリバウンドしないために重要だと思う。

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