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筋トレでダイエットの本質を知った①

特に理由はないが、筋トレが嫌いだった。
多分自分には必要ないと思っていたからだ。子どもの頃水泳を習っていたせいか、脹脛に著しく筋肉が付いてるので、筋肉は十分にあると思い込んでいた。


3年前に大幅なダイエット(と言っても6キロぐらいだが)に成功したおかげで、その成功体験が自分はこのやり方を続ければ痩せるのだと信じてやまなかった。

ダイエットに成功してからの3年間は、あと3キロほど落としたいと思いながら、その時に実践したこと、主に食事制限とウォーキングなどの有酸素運動を継続的に続けていた。

しかしながら、全く効果がないことに3年間してやっと気づいたのだった。

運動については筋トレはあまり好きになれなかったので、日常的に通勤などで取り入れやすい有酸素運動ばかりしていた。
食事制限に関して言えば、お米やパンなどの糖質を一切摂らず、納豆やめかぶなどのいわゆる健康食品と言われる食べ物しか食べない日もあるぐらい極端なダイエットをしていたと思う。

休日には飲み会や友達との外食で食べ過ぎてしまう日が多く、急激に体重が増え、平日にはその増えた体重を減らすために我慢するような生活をしていた。

私はもう一生、この食生活と運動をする生活を続けなければいけないのだろうか。大好きなラーメンやうどんを食べる時も、ああまた太るな〜と明日の体重に怯えながら食べないといけないのだろうか。

そんなことを考えながら、生活していたように思う。
これは打破しなければと、とりあえず何も分からないまま動き始めることにした。

わたしの姉は身長159センチ、体重46キロととてもスタイルが良いが、食事する量が少ないからかと思ったらそれは違って、彼女は沢山食べてもなぜか太らないのだ。

「骨盤後傾と筋肉の張りを改善するといいよ」
痩せ型の姉から助言をいただき、速攻ヨガマットと筋膜ローラーを買いに行った。明日から効果が出そうな気がして、期待値は爆上がりだった。

それから、自分の身体と向き合うノートを始めた。毎日の食事、水分量、体重、便の状態、運動などを無印のノートに書き始めた。

1ヶ月ほど試した所、全く効果はなかった。
姉には効果があったのに、何故自分だけと言う気持ちになった。しかも太ったのだ。
太ったと言うのは語弊があるが、まあ要は太りやすくなったのだった。

夜と朝の体重差で大体の自分の代謝が分かると聞いて、毎日それを繰り返していたところ、たったの400グラムほどしか減っていなかった。
400グラムなんて朝目が覚めて便所に行った時に排出した量ぐらいだ。

つまり睡眠中の私の代謝はほぼないに等しく、自分の代謝が最低ラインになっていることに、この時初めて気付いたのだった。

基礎代謝を上げる方法について、世の中には様々な言説がある。例えば、湯船に浸かって体温を上げる、水分を多めに取る、生姜のような体を温める食べ物を摂るなど、そのほとんどを実践したが、代謝が上がる気配は全くなかった。

きっかけは、たまたま見つけたRIZ◯Pの公式ホームページだった。そこには、筋トレなどの無酸素運動は代謝を上げるが、ウォーキングなどの有酸素運動は代謝を下げることになることを説明する内容が書かれていた。それを証明するデータまで載せられていた。

ダイエット中の運動ってとりあえずどんなのでもいいから有酸素運動だけしてればいいわけではないのか!とかなりの衝撃を受けた。ダイエットをしているにもかかわらず、私はそんな基礎的なことも知らなかったのだ。

もしかしてもしかすると、私は筋トレを始めるべきなのだろうか。

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