交際1年という節目が急に怖くなった


最近、彼氏とうまく目を合わせられない

最近、彼氏の前でうまく笑えない

最近、彼氏と一緒にいる時に、
同年代の夫婦や家族を見ると、言葉が出なくなる

こんなことが増えたのは、
交際1年という節目が来ることを怖がっているからだと気付いた

前回の記事にも書いたように、
私たちはあまり未来の話をしたことがない

結婚願望があるかないか
子どもを持ちたいかどうかなど

彼が強く結婚願望を持っているわけではないのは、
なんとなく察している

でも、実家に帰ると
「彼氏にどういう目的で付き合っているのか、早く聞きなさいよ」
と母親に何度も言われる
もう耳にタコができるぐらいに

そんなことを言われる度に、
「1年も付き合ってないのに、まだそんなこと聞くの早いでしょ」
と軽く受け流していた
その返事で、なんとか母親から逃れてきた

だが、あと少しで、1年を迎えようとしている

それは、未来の話を彼にしなければならないタイムリミットが近づいてきているということ

だから、彼と一緒にいると、何をしていてもそのことばかり気にしている


車に乗っている時も

ご飯を食べている時も

岩盤浴で寝転んでいる時も


なんて聞こうか

なんて言おうか

なんて答えようか

そして、彼はなんて言うだろうか

だから一種のリスクヘッジとして、
最も悪いこと、彼と別れるということを先に想像しておく

彼と別れるのは、辛いだろう

久方ぶりに好きになった人だし、
一緒に過ごして嫌な気持ちになることが少ないから

でも実は、それが一番に辛いわけではない

もし彼が、そういうつもりはないと言って別れたとしたら、
私はまた婚活をしなければならない、そう考えるだけで涙が出てくるのだ

人を好きになりにくい自分が、
次に付き合える人を見つけるのに、
どれだけの時間とエネルギーを費やせばいいのか、
想像もできないのがひどく怖いのだ

「婚活、やめればいいじゃん」
と言われるかもしれない

でも、きっとその選択はしないだろう

婚活をやめるということは、結婚しないという選択を貫くということ

地方で結婚しないという選択をして生きていくことは、いまだに生きづらさがあると思う

しかも、自分の母親はひどく結婚にこだわっているし、母からの嫌味に耐えられるほど強くない

交際1年という節目が、まるで時限爆弾のように、
自分にプレッシャーをかけ、焦らせている

うまく聞けるだろうか

うまく言えるだろうか

恥ずかしながら、交際期間1年を迎えることが、27年間の人生で初めてなのだ

だから、1年という節目はとてもめでたいことである一方で、

結婚適齢期であることを考えると、未来への分かれ道に立つような怖さを感じさせるリミットでもあるのだ

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