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サラダは下ごしらえ: 平日の食卓を充実させる知恵

サラダはつくればつくるほど奥が深いと思う。

適当につくったサラダと丁寧につくったサラダの差が大きすぎて、未だにびっくりする。丁寧につくったサラダは、その辺のレストランよりずっと美味しい。だから私は家で食べる(美味しくできたときの)サラダが一番好き。


私が考える美味しいサラダの条件。


高級フレンチの付け合わせのサラダ。
生野菜はパリパリとみずみずしくハリがあって、塩やオイルがちょうどいい量絡んでいる。野菜の味がしっかり感じられて、なんだかよくわからない美味しい味がする。
そんなサラダが理想。


パリパリの葉っぱ。


きっかけは買ってきたベビーリーフがシナシナになってたこと。なんだかなぁと思って、昔どこかで読んだ「15分くらい冷水に浸けておくと葉っぱがパリっとする」をやってみたのだ。


すごい効果じゃん!!


15分後、ボールの中の葉っぱたちはしゃっきりくっきりピンと立って、見た目も良いし味も良い。こんなに違うなんて、と感動した。

以来、必ず葉物を水に漬けるようになった。慣れれば簡単。ボウルに放り込んでる間に、他の料理を進めれば良いのだから。


平日美味しいサラダを食べるために。


さらに楽で楽しいのが、休日やリモートワークの合間など、ちょっとした空き時間に葉物を洗って水に浸けておくこと。

買ってきたレタス。
朝のコーヒーを飲みながら洗ったり。


しばらく水に浸けたら、ちぎってペーパータオルを敷いたタッパーへ。その日中に食べるならボウルに入れてラップをかけてもOK。ドレッシングを和えるときにそのまま使える。

水気がついてると冷蔵庫の中でも水気を吸ってくれるので、浸け時間は短くても大丈夫。

こんな感じで保管。


食べる時は。

タッパーから適量を器に盛り付ける。
メインのおかずに添えたり、ミニトマトやスライスした玉ねぎを足してサラダにしたり。

ドレッシングは市販のものでも良いし、休日に作り置きしても。

我が家でヘビロテしてるのは土井善晴先生の簡単ドレッシング。醤油、酢、油をカシャカシャ混ぜるだけ。量はお好みで良いって先生は言う。今のところ醤油と酢が同量くらい、油はその倍量くらいが私にはちょうどいい。オリーブオイルだとなんとなく洋風になってどんな料理にも合うし、ごま油と太白胡麻油を半々にすると香ばしい和風になる。
オイルが美味しいとちょっとびっくりするくらい美味しいドレッシングになる。

ドレッシングの保管は100均のミニボトルを愛用。


市販のクルトンやオニオンフライがあれば、振りかけるとちょっとリッチなサラダになる。
組み立てるだけの3分で、1品が完成。

ちょっとした一手間で驚くほど美味しくなる。だからサラダは面白い。

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