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ホワイトソースは13分。絶対美味しい作り方。

何を隠そうグラタンの素の元ヘビーユーザー。


子供達が大好きなんですよ、グラタン。
今夜はグラタンだよーと言うとわかりやすくはしゃいでくれる。長年、ハウスのインスタントのやつにお世話になってきた。本当に便利。普通にグラタンとして食べるのはもちろん、ご飯にかけてドリアとか、余ったカレーでカレードリアとか(ドリアばっかり)。忙しいワーママ大助かり。今もちょくちょくお世話になってます。
だがしかし。今日は手作りホワイトソースをおススメしたい。

手作りホワイトソースのススメ。

ある日読んだ本に書いてあった、絶対ダマにならないホワイトソースの作り方。著者はよくつくって小分けにして冷凍してるんだって。

絶品、ほっぺが落ちそうですよって。

小分け冷凍できるのは良いなぁ、材料も家にあるものでできそうだし、とつくってみたら、これが美味しい!しかも面白い!
すっかり手作りホワイトソースの虜に。

なめらかで濃厚なソースはまさしく絶品。休日の贅沢なメインディッシュになってくれる。贅沢な作り置きソースは心をウキウキさせてくれる。

つくりかた(ざっくり)。

西洋の人は小麦粉の特性をよく理解して利用してきたんだなと思う。

コツは13分小麦粉を炒めること。十分に炒めることで、小麦粉のコシが抜けてダマができなくなるんだそう。コシってグルテンのつながろうとする性質のことかな、パンとかうどんのもちもちの素。

溶かしたバターに小麦粉を入れて、じっくり弱火で13分、焦げ付かないように絶え間なく混ぜながら炒める。そうすると不思議、最初はどろどろしていたそれが段々とサラサラになっていく。ただ木べらで混ぜるだけで、何にもしないのに13分後にはダマがひとつもないサラサラのナニカになっている。

溶かしたバターに小麦粉を投入。
最初はこんな感じ。どろっとしてダマも多い。
7分くらい炒めたところ。
だいぶサラッとしてきた。
13分後。粘度がまるでないサラサラのナニカ。
ちょっと褐色になって香ばしい香りが漂う。

ここに別鍋で温めた牛乳を加えて伸ばしていく。牛乳には薄切り玉ねぎとローリエを加えて風味づけ。この玉ねぎは食べない。ザルでこしとってしまう。贅沢〜。

玉ねぎとローリエ入り牛乳。


牛乳を入れると、静かだった鍋の中が急にジュワーッブワーッと泡立つ。バターと小麦粉を熱しまくっているのだ。相当熱いんだろう。10回くらいに分けて少しづつ入れていくと、最初の頃はモロモロだった鍋の中が団子みたいな塊になって、最後になめらかなソースになる。

最初はモロモロ。
もう少し牛乳を足すと団子状にまとまる。
ここからは牛乳を入れるたびに
団子がゆるんでいく。
最終形。
同一人物ですか⁉︎ってくらいの滑らかさ。

この一連のプロセスがめちゃくちゃ面白い。小麦粉7変化って感じで、いつも黙々と作業しながらじんわり感動している。

使うときは。

これをつくった日はまずはグラタン!
1/3くらいの量の牛乳を加えて伸ばして使う。塩が入ってないので具に強めの塩をするのがコツ。なんでも美味しいけど、王道のエビグラタンが一番好きかなぁ。玉ねぎを茶色っぽくなるまで炒めて甘味を出して、ぷりぷりのエビと強めの塩、そこに絡むなめらかでこってりとしたホワイトソース。。。美味しい。。。

エビと玉ねぎを炒めてホワイトソースを投入!
チーズをたっぷり振ってオーブンで仕上げ。

具は、鶏肉や白身魚、ハムとほうれん草、たっぷりのきのこ、じゃがいもなんかも美味しい。本当に美味しい。子どもたちがマカロニ大好きなのでマカロニも。チーズはとろけるチーズと粉チーズのダブル使いが良い。

元になったこちらの本には、余ったロールキャベツにかけてロールキャベツグラタンにするのが良いとある。
それもいつかやりたいなぁ。

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