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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.160

因みに、入会申し込み時点の数は忘れたが、改めて県のWebサイトで確認したところ、2023年10月1日現在の会員数は1,070社だそうだ。大したものだ。
会員一覧を見てみると、MCMのめぐみ株式会社さんは304番に居た。もっともこれはアルファベット順のナンバリングなので、入会順の番号はちょっと判らない。


そして、2023年9月13日の配信メールには、ちょっと興味をそそられた。
「神奈川県内で実証事業しませんか!?「神奈川ME-BYOリビングラボ」活用事業者募集のご案内」
というもので、その内容は、「未病関連(ヘルスケア関連)商品・サービスをお持ちの事業者様、神奈川県をフィールドに実証事業を実施してみませんか!?」というお誘いだ。
どんな支援を受けられるのかといえば、
〇貴社の商品・サービスを用いた実証事業について、神奈川県内の実証フィールド(県内市町村、企業等)とのマッチングを支援します
〇実証事業の計画について、神奈川県が委嘱する専門委員の助言指導を受けられます
〇実証事業の計画を神奈川県が審査し、採択されると記者発表をして広報を支援します
〇実施した実証事業について、計画通りの実施がされていたか等、神奈川県が第三者として評価を行います
なるほどなるほど。

「神奈川ME-BYOリビングラボ」活用事業者募集のご案内には、加えて、どんなメリットがあるのかといことも書き添えてあった。
〇貴社の商品・サービスの科学的エビデンス構築の機会となります
〇基礎的な研究の枠を超え、実際に現場でそこに介在する健康課題に対する実証を行えます
〇神奈川県が採択した実証事業としての信頼が得られます(フィールドマッチング、リクルートにも活用いただけます)
とある。
但し、事業の対象は、「県民の意識・行動変容につながる未病関連商品・サービスの機能・効果等を県内の実証フィールドで検証する実証事業であること(侵襲性の高い未病関連商品・サービス、医薬品、医療機器及び再生医療等製品並びに体内摂取する食品が有する効果・効能そのものの検証を目的とした実証事業は除く)」と、やや不安を感じさせる文面があったが、こちとら未病産業研究会の立派な会員だ。
事前面談を随時実施しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください、ともあるのでまずは電話してみよう。

だが、神奈川県 政策局 いのち・未来戦略本部室 未病連携グループの担当さんと話をしてみた結果は、しょっぱいものだった。
まずはサプリメント in ウォーター MCMのめぐみについて一通り説明すると、
「食品関係はあまり相性が良くないんです」
といきなり言い出す。
主な実証事業は、例えばウェアラブルデバイスといったテクノロジー系が殆どで、計測等についても基本的には参加企業で行なってもらうのだと言う。
例外的にカゴメが野菜ジュースを使った実証を行なったことはあるが、野菜が不足しているとどうなっちゃうのかといった野菜の大切さや、必要性を判ってもらう為のもので、だから野菜を摂りましょうね〜、摂りきれないなら野菜ジュースもね、というもので、実証の結果、野菜ジュースの販促に繋がるということが主目的ではなかったと言うのである。
・・・どうも嫌な感じだ。
私としても、自社商品の販促を前面に押し出す積りは無いし、神奈川県が関与する以上、そんなこと出来る訳が無いことぐらいは先刻ご承知之助だ。


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