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Rambling Noise Vol.91 「LOST CHILD その14」
そして、実はこの日の昼間には、また別の演劇っぽいイベントがあったりして。
わぁい、せわしないったらありゃしない。
さてさて、話は打って変わって、この時期HIUでは新たなイベント開催で賑わいを見せていた。
「HIU万博」である。
2020年3月のホリエモン祭の名古屋での開催を最後に、堀江さんは表立ったリアルな催しはもうやらないと宣言したのだが、ならば堀江さんの関与も稼働も一切無し、HIUメンバー主体でオンラインの万博をやろうじゃないかというメンバーさんの提案から始まったものだった。
メンバー達が各々企画を立ち上げ、FacebookやYouTube上で展開させた中でアサノさんが参加したのは、『第2回 HIU万博 オンライン演劇カフェ』。
時は、前述の通り『STAY HOME〜100人のラストジャッジメント〜』第一話の読み合わせが行なわれた、その数時間前、2020年5月1日の日中のことであった。
アサノさん以外の参加メンバーは、まず演劇王子 三浦佑介さん、あすみんこと山口明日美さんが、こちらでもだだカブリでご一緒になった。他には、Yuta Nozakiさん、阿守奈保さん、木津 桃子さんの『ミュージカル HIU版 クリスマスキャロル』関連のメンバーもいたが、それ以外にも4名の参加者がいた。確か。
この時の主催者は、木津桃子さん、だ。多分。
オンライン演劇カフェとは何かってぇと、王子が幾つか見繕った演劇用の台本を、参加者メンバーで代わる代わる読んでみましょうよ、というものだ。
演劇体験の入門編とでもいうか、気軽に演劇の世界を知っちゃいましょうという趣旨なのである。
用意された台本は基本的に二人芝居。
「やりて〜」
と手を挙げた者同士が挑んでみて、他の面々はじとっと聴く。
まあまあ五分くらいをメドにストップ。聴衆は感想を述べ、さらに王子からは演技指導や演劇論が為されるのであった。
演者は次々とバトンタッチして、読み合わせは回を重ねる。
最初はおっかなびっくりの初心者でも、徐々に羞恥心もどこかへ消え失せ、自分以外の何者かになることに愉しみを憶えるのであった。
その様は、懐かしの『HIU版 クリキャロ』の稽古の初期のそれとも似ている。
約2時間が、あっという間に流れ去り、この日のイベントは終了したのであったが、このオンライン演劇カフェは、第2回 HIU万博の会期中にもう一度、2020年5月3日にも催され、ゴールデンウィークという絶賛ヒマヒマ中なタイミングに於いて、勿論アサノさんも連戦続投したのであった。うっふん。
(続く)
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