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Rambling Noise Vol.11 「祭りのあと、或いは騎行の休息 その2」

何故えにホリエモン万博2020が、クリキャロメンバーたちにとって唯一無二のタイミングであったのかを敢えて述べるならば、2020年3月の名古屋でのホリエモン祭を最後に、「公開イベントは今後一切やりません」と堀江貴文さんが宣言したからに他ならない、オーマイガー

だが・・・まぁ・・・良いではないか。それならそれとして受け入れるのみ。
その代わりに生まれるものだってある。

世の中は万物流転。常なるものは無い。

コロナウィルスという事象の発生によって、行動様式を変える必要が生まれた、ということであって、今までだって世の中がひっくり返ることや、これまで常識と言われていたことが意味を無くしてしまったことは、ままあるのだ

アサノさんのお父ちゃまの世代では、「鬼畜米兵」「富国強兵」と刷り込まされてきていたのが、敗戦した途端に「ギブミー・チョコレート」を教え込まれ、価値観というものを問答無用で失わされてしまったし、アサノさんの子供の頃には『アメリカン・ドリーム』はまだ世界中で有効期限が切れていなかった

ベルリンの壁の崩壊と時代をほぼ同じくして、日本ではバブル経済がハジけて、泡だけではなく冷や飯も食わされたし、世の中で最も磐石と思われていた銀行も潰れた。

2001年にはITバブル崩壊、サブプライムローン問題に端を発する2007年の不動産業界の破綻、そして2008年にはリーマン・ショックと、それまでセーフとされてきていたものが、その度にルールを書き換えられてきたのだった

考えてもみていただきたい。150年ほど遡ってみれば、ナショナルヘアースタイルはちょんまげですよ。皆、そこかしこで月代(さかやき)を剃って、まげを結っていた。
僅か三代ほど前のことだ。それほど大昔って訳じゃない。


是非や正誤が容易く置き換わる、そんな無常なこの世で、我々はどうすれば良いのだろう。
可能な限り情報を掻き集め、知識を知恵で噛み砕いて分析を行ない、現状を把握して、そこから予測される今後起こり得るであろう事柄への対処法を幾つか用意することに努めることではないだろうか。

コロナ禍に於いても、経済活動をまっとうするには身動きしづらい状況の中ではあろうが、

「武器は無いのか、武器は?」

と、機動戦士ガンダム 第一話のアムロ・レイの様に、抗い、最適解を探し求め続けていくしかないのであろう

(もし、ファーストガンダムが好きな方がいらっしゃったら、富野由悠季監督初のオリジナルロボットアニメである無敵超人ザンボット3も是非お薦めする。『皆殺しの富野』の原点とも言える、伝説巨神イデオンと凌ぎを削る程に相当ドイヒーで、人でなしなストーリーにクラクラすること請け合いです)



万博・祭が無くなっても、培った知恵は消えない。
どんな経験も決して無駄にはならない。必ず他の何かに役立つ筈だ。


(続く)

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