見出し画像

美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.155

「絆マラソン春日井」という。ランイベントが終焉を迎えた。
これは、走る書道家 波多の明翠さんによって2014年から行なわれてきた震災復興イベントである。
東日本大震災で被災した子供達を支援しようというチャリティーイベントで、愛知県春日井市に在る自動車学校「マジオドライバーズスクール春日井校」の教習コースを周回する。
コロナ禍に於いては中断となっていたが、2022年に三年振りの再開を果たしたものの、十年目の今年2023年で節目を迎え、幕を閉じた。
開催毎に当社もサプリメント in ウォーター MCMめぐみを協賛提供してきた。最終回ではMCMめぐみの500mlペットボトルを提供させていただいた。


サプリメントMCM、及びサプリメント in ウォーター MCMめぐみの販売を始めたのは私の前職の会社であったが、東日本大震災の発生時に、その会社ではMCMの開発者である小椋博士の提案で、特注のサプリメントの無償配布活動を行なったことがある。
どういったサプリメントだったかというと、天然ヨウ素を多く含んだ真昆布粉末と、MCMを半分ずつ混ぜたもので、これは放射性ヨウ素の飛沫によって、大勢の子供たちが甲状腺がんに罹ったチェルノブイリの悲劇を繰り返さない為にと考えられたのだ。
放射性ヨウ素を体内に摂り込んだとしても、先に天然ヨウ素を摂取していればスルーされ、甲状腺がんに罹らずとも済むという寸法だ。
東日本大震災の際に起きた福島原発事故による、がん被害から子どもたちを守らねばならない。
そのサプリメントの無償配布数は20,000袋。そうそう簡単ではない。私自身、福島県の各市や避難施設などを訪れ、配布策を協議して廻ったり、新聞社に記事にして貰ったりという活動をしたのだった。

実は、サプリメント in ウォーター MCMめぐみがスポーツイベントに協賛を始めるきっかけとなったのも東日本大震災であった。
阪神大震災の犠牲者の慰霊と復興を願い神戸市中央区の公園「東遊園地」で燈されているガス灯「1.17希望の灯(あか)り」が、東日本大震災の後、岩手県陸前高田市と福島県南相馬市に分灯されたのだが、その希望の象徴の灯りを東北三県にもっと増やし、点と点を結ぶように一本の線で繋げたいと考えた、参加者全員と地元の皆さんとで協力して運営するランニングイベント「SANRIKU TOMOSU RUN」である。
東北の被災地のことを忘れ去られてしまうことのない様に、一度限りのイベントではなく、第二回、第三回と続けていくことで、ともすれば忘れがちになってしまう被災地へ、継続して人が訪れる機会を作りたいと言う主旨なのだとのことであり、単に東北を走るだけではなく、仮設商店街を巡ったりする、マラリンピックだった。
その初回が2012年11月に行なわれると、実行委員会の方が来社、協賛の依頼を受けたのだった。


MCM+真昆布粉末のサプリメントの20,000袋無償配布活動の後、東日本大震災復興支援に関して特に何も出来ていないという気がかりを持っていた。
そこで、このTOMOSU RUNで、常温サーバー数台と大量のMCMのめぐみ12リットルボトルを協賛提供したのが、スポーツ支援活動の始まりとなったのだ。
ここから様々なスポーツとの関わり合いが広がっていき、その一つが「絆マラソン春日井」という次第だ。
TOMOSU RUNは、時には東京版なども開催したりしながら継続されてきたのだったが、現地の方々とも協議の上、その役目を終えたと判断し、五回目の開催となった2017年に最終章を迎えた。
そして、今回が「絆マラソン春日井」のファイナルだ。
常ならぬ人の世。これも仕方のないことなのだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?