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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.187

以前Vol.184に於いて、2024年4月22日にサントリーのウォーターサーバーのWebサイトで、「サントリー天然水宅配サービス 終了のお知らせ」が掲載されたことを述べたが、これに続き、puhhaが2024年5月7日に「会社分割による事業継承のお知らせ」を発表した。

2024年6月28日を以て、プレミアムウォーターホールディングスグループのプレミアムウォーター富士株式会社に会社分割による事業継承をすると言うのである。

なるほど〜。
という訳で、プレミアムウォーターの方でも同日リリースが出された。
「プレミアムウォーター ビックカメラグループからの事業継承に関するお知らせ」である。

https://premiumwater-hd.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/2588_20240507583022_P01_.pdf

ビックカメラグループの株式会社ビックライフソリューションが展開する宅配水サービス「puhha」と浄水型ウォーターサーバー「TAPURI」を事業継承するというもので、ビックカメラは天然水のウォーターサーバーだけでなく、浄水型もやっていたことを、これで初めて知った。
へぇ〜〜である。

サントリーは完全撤退、ビックカメラは事業譲渡。終わり方に違いはあれど、共に同じ様な時期に突然の『新規お申し込み』の停止という処置を施し、これまた同じ様な時期に順次手仕舞いしていったのであるが、「puhha」は富士吉田市に自社工場まで拵えていたし、どれだけの撤退損失が出るんだろうか。
でも、ビックカメラ本体では、この件について何もリリースは出していないので、全体からしたら大したものではないのだろう。だからこそ損切りされる訳だからね。

これに対して、プレミアムウォーターでは自社Webサイトにお知らせを載せただけでは飽き足らず、わざわざプレスリリースまで出しているのは、なかなか面白い。


プレミアムウォーターは、何年も前から顧客増活動の一環として積極的に同業他社をM&Aで取得してきているのだが、リリースに至ったのは今回が初めてじゃなかろうか。
ビックカメラと言えば東証プライム市場上場。そんな大手から事業取得しましたよ。どーですかー。というアピールなのか。

にしても、ビックカメラ本体の軽い扱いを見て感ずるのは、2022年9月1日のサービス開始から2024年2月1日の新規お申し込み停止の間までで、puhhaはウォーターサーバー設置の契約をどれほど獲得出来たのだろうかということだ。
その辺は、プレミアムウォーターの決算報告で概ねでも推し量れるかもしれない。
次回の決算発表が楽しみだ。

プレミアムウォーターさん、頑張ってください。


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