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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.37

しかし、この価格改変案に対しては、「4,000円を超える商品を売る自信が無い」と、部下から抵抗も受けたりもしたのだが、私はそれを一蹴した。

価格ばかりを最優先する顧客はどうでも良い。安いお水をご所望ならば、スーパーで売っているRO水でも買っていただければそれで結構とさえ思った。
そう。万人ウケする商品など望みはしない。
判る人に喜んで飲んで貰えればそれで良い。
低価格を競う消耗戦は避けると決めたのだ。

それに連動して四つ目に決めたこと。それは一切安売りをしない事だった。
値引きをしない。
初回無料サービスは無し。
お試し設置も行なわない。

どうしても飲んでからサーバーの設置を決めたい、という方の為には、代わりに「500円でMCMのめぐみ 500ml を3本飲める」キャンペーンを用意した。


実は、この500円という価格もミソで、例え1円であってもお金を払う方には、本契約へ繋がる見込みが大いにある。
以前、「ポチカム」という無料モニター専門のウェブサービスを使ったことがあったが、多くのサーバー設置応募が有ったものの、サーバーの返却率はなんと天下無敵、完全無欠の100%で、「美味しかったですー」、「ありがとうございましたー」と言うおざなりなお言葉を頂戴した以外には、一切なんの役にも立たなかった。
さすがは専門サイト。サンプリングずれしている方々の集まりであって、恐らくそれだけで生活している様な人々すらいるのではなかろうか。

0円に釣られる方には期待してはいけない。前にちょっとお付き合いで出品した、「ちょっプル」同様、この手のモニター募集についても、今後は携わらないと決めていたのだった。
とにかく、疲弊する安売りはしないことを肝に銘じた。
無理に獲得したは客は去りゆき易いのだ。

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五つ目。
経営資源を、我々の真の主力商品であるサプリメント in ウォーター MCMのめぐみに徹底集中して注ぐこと。
リニューアルに合わせて刷新したウェブサイトからは、天然水シリーズは一切消した。
A3見開きのチラシもMCMのめぐみ専用とした。

現在でも、天然水シリーズとして富士の水と、島根のお水は販売しているが、それは既存のお客様への商品供給の義務を果たす為と、MCMのめぐみを売ることが出来ない代理店の為に選択肢を残してあるだけで、これらに力を注ぐ積りは全く無い。
だから、天然水シリーズは一切宣伝はしないし、期間限定で行なったりする代理店向けキャンペーンにしても、対象とする商品はMCMのめぐみオンリーだ。

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代理店の中には、天然水の販売で競合他社に勝ちたいから、力やアイデアを貸して欲しいという者もたまにいたりもするのだが、残念ながら入り口を間違っているとしか思えない。天然水を扱っている競合他社には上場会社だっているのだ。それとどうして対等に闘えると考えるのだろう。町の小売店がAmazonに戦いを挑む様なものだ。

さて、以上の五つを行動規範と定め、実際には予定がズレ込んだものの、2015年7月10日に、サプリメント in ウォーター MCMのめぐみ Pureは出荷された。
Richの出荷時期を後に遅らせたのと同様、まずは出荷は直販の顧客向けのみからとした。
安心安全を確認してから代理店向けにも出荷することにした訳だ。


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