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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.110

二度目の修正申請から二ヶ月弱!!!! なんともビックリ!!!!お役所仕事って凄まじいなぁ・・・。
ということで、2022年1月26日にMCMのめぐみ Pureの三度目の「機能性表示食品制度における届出の内容に不備がありました」のメールが到着。
差し戻し理由は、前回、前々回と全く同様だ。
「届出資料の不備により確認が十分にできませんでした。そのため差戻しコメントが不備事項の全てではありません」
「「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」に基づき資料を作成してください」

これではあまりにも、なんぼなんでも生産性が悪過ぎだろう。当方のスキル不足が招いていることは認めるにしてもだ、あまりにも。
流石にアホらしくなってきた。

月末月初のちょっと忙しい時期を跨いで、2022年2月15日に、私は、差し戻しメールに記載されていた消費者庁 食品表示企画課 機能性表示食品制度担当に直接架電することにした。

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「知識が足りないのは承知しているのですが、このままでは進展が有るとも思えないので、もう少しダメな箇所を具体的に教えていただけませんか」
そういう私に、ちょっとキョドリ気味な女性担当者は、
「色々多いので具体的にはお答え出来ないのですが〜〜〜」
とかなんといか言いつつ、ここはこうで・・・とモゴモゴと答えだした。

ちょっと不毛なやり取りを進めていくと、やがてそもそもそりゃ無理だよ、という指摘事項にぶち当たった。
機能性関与成分として申請する対象の分析試験成績書が必要と言う。つまり、商品の中にどれだけの量が含まれているのか、数値を分析した結果を出せという訳だ。

しか〜し、そう言われてもそれは無理なこと。
何故ならば、今回の機能性関与成分名は、「多種類の微量ミネラル成分 サプリメント「MCM」」なのである。
その〜、「カルシウム」とか、「鉄分」とか微量元素個々の数値は検出出来ても、それらミネラルの多種類集合体であるMCMをまとめてまるっと測れる道理は無い。

「では、ダメですね〜・・・」
「分かりました〜・・・」
私は、電話を切った。

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では、今回表示しようとした機能性「免疫機能の活性化、抗ストレス機能」に関して、なんらかの既知の情報があれば、例えば「亜鉛」など、個々のミネラル成分で改めて申請し直すのはどうか。
そう、私はやりだしたら、まぁまぁ、しつこいタチなのだ。
機能性表示食品制度届出データベースというものがある。


ここでいずれかのミネラル成分について有効な検索結果が得られれば、それを流用して大手を振って申請出来るというものだ。
だが、「ストレス」で表示しようとする機能性を検索した結果は「GABA」の、また、「免疫」での結果は、「プラズマ乳酸菌」の羅列であったのだった。
ダメだ、こりゃ。
届出断念!

最初に申請した日付が2021年8月27日。
諦めたのが2022年2月15日。
なんと、6ヶ月間弱だ。
無知蒙昧な自分自身に踊らされたとも言えるし、なんともお粗末さんな結果ではあるが、まぁ、勉強になりました。

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しかしだ、気になってちょっと見てみたキリンホールディングスのその当時の2021年12月期の決算説明資料によればだ、キリンビバレッジでは、機能性表示食品であるプラズマ乳酸菌飲料の売上高が大幅に増加し、販売目標達成と記載がある。
あるが、しかし、清涼飲料水部門自体の売上高及び、事業利益は共に前年度を下回っている。確かにプラズマ乳酸菌飲料は伸びたのだろうが、単に既存の飲料と入れ替わっただけなのではないのか、との邪推が出来てしまえる。

まぁ、例えMCMが機能性表示食品を取得出来たとしても、結局それも宣伝力が乏しければ販売には繋がらないのではある。
とかなんとかいって、そんなことを言うのは悔しさを紛らわしているに過ぎないっちゃーその通りだ。


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