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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.92

どうせやるなら、ついでについでだ。
2020年10月30日。
「コロナで顧客数が減る一方です。新型ウォーターサーバーのお客様を募集させてください!!」
そんなタイトルのプロジェクトをCAMPFIREで新たに立ち上げた。

「コロナの影響で、新規営業がまったくできていません。一方でオフィス、店舗のお客様を中心に解約が増えるばかりです。こんなタイミングではありますが、弊社では、新型ウォーターサーバーを本格導入しますので、この新サーバーのお客様となっていただける方を募集させていただきます」

主な内容としてはこんなところ。

MCMのめぐみ専用の新サーバーのお客様となっていただける方を募集させていただいたが、また、ウォーターサーバーは要らないけども、特許取得のサプリメントを配合したMCMのめぐみを飲んでみたいと思っていただけた場合には、500mlペットボトルもリターンに含めたものとした。


さて、小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)第3回分であるが、日本商工会議所の事前チェックまで受領した上で申請したこの補助金であったが、2020年10月末の採択発表の結果は、採択不可というものであった。
どうも融資とか補助金とかに当社は縁が無い。

2018年4月26日「平成29年度補正予算 小規模事業者持続化補助金」で、新規顧客を得る為のPR策を申請し、NG。

2018年5月28日「IT導入補助金」で、様々な商品を掲載して販売するオンラインショップの新設を申請し、NG。

2019年4月19日「ものづくり小規模試作開発補助金」で、水製造工場の新設に関して申請し、結果NG。

2019年7月10日「横浜市 経済局中小企業振興部ものづくり支援課 小規模事業者設備投資助成金」で決裁手段の拡充の為の決裁システム購入費について申請し、NG。

ついでに、これは補助金ではないが、ダメで元々の覚悟で挑んだ2019年7月17日申請の「安藤百福賞」もNG。

知らぬ方もいるかと思うので敢えて語りもするが、安藤百福とは、稀代の発明家にして、日清食品の創業者である。
私ですら生まれる遥か昔、1958年(昭和33年)8月25日に発売した世界初のインスタントラーメンであるチキンラーメンを作り出し、尚、それだけでは飽き足らず、私が物ごころが付いていたかも定かではなかった幼少の折の1971年(昭和46年)9月18日には、次なる偉大な発明品「カップヌードル」を発売し、世界的大ヒットを実現している。

安藤百福は、僅か十三年間を以て、革新的且つ、後年に亘って影響力を及ぼす発明を二度も成し得たのだ。まさに、時代の寵児とはこの人のことを指すに違いない。甲本ヒロトの有名な名言として知られているものに、「売れてるものが良いものなら、世界一美味いラーメンはカップラーメンだ」というものがあるが、いやいや、大変なヒラメキと努力の下に出来たもんで、そうそうバカにしたもんじゃないんですよ〜。

その人物が、わざわざ1996年に自らの理念である「食創為世(食を創り世の為につくす)」に 基づいて、新しい食の創造を推し進め、食品産業の発展に貢献しようと発足したのが『食創会』である。
その『食創会』が、独創的な基礎研究、食品開発、ベンチャーなどを支援することを目的に興したのが、「安藤百福賞」だというのであった。
その賞の存在を、安藤百福の著書で知った私は、早速ネットで「安藤百福賞」を検索したのだった。
だが、その過去の、殊更最近の受賞歴を見て一気に熱が冷めた。

その昔はともかく、ここ数年、ここ最近の受賞は、もっぱらどこかの大学の研究室の成果ばっかりが受賞されていて、勇気あるベンチャーを推奨する様な風土はどこかへ吹き去っている様に思えたのだ。
あの、おバカな日清食品のCMのお調子加減とは雲泥の差だ。ノリが違う。
公益財団法人としての立場がすっかり成り立ってしまっている『食創会』は、今やチャレンジングな企業を推す場には相応しくなくなってしまう程、腑抜けた集まりと化してしまったの違いない。

それでも、僅かでも著書で感じた安藤百福のベンチャー魂が残っていれば、それを実感出来れば、と思って気合を入れ直して応募したこの賞であったが、物の見事にその期待は打ち砕かれたのだった。
決して、悔し紛れの恨み言、恨み節ではない。え? ほんとですよ。
MCMのめぐみが弾かれた年の受賞実績を見ても判る。どこぞの研究機関のさもご立派だが、面白みには欠ける研究結果ばかりが受賞をしている。判り易す過ぎるほど、ベンチャーが出番となることなど皆無に等しいご立派な機関になっていると言わざるを得ない。
この期に及び、安藤百福が創設したこの『食創会』ですら、組織とはその設立の趣旨にかかわらず、やがて形骸化を生む温床となるに過ぎないのであることの象徴と化してしまっていたのであった。
と、勝手に解説してみる。

でも、参加賞としてチキンラーメンを大量にお送りいただき、誠にありがとうございました。ひじょーに助かりました。
(ブログ記事『2019年度食創会「第24回安藤百福賞」に応募してみることにしたのだ😊』https://bit.ly/3GPYR8e




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