美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.61
ところで、「電エース」とは、快楽の星から来た宇宙人で、ビールを飲んだりして「気持ちがよくなる」ことで身長2000メートルの巨人に変身し、東京タワーを武器に凶悪怪獣や星人と戦うという、「どうかしている」ヒーローで、監督との出会いの始まりとなった、例の『電エース刑事』もこのシリーズの一作だったのだ。
元はと言えば、バンダイから発売されたガンダム関連のビデオマガジンのおまけコーナーとして、「なんでも好きにやっていいよ」と言われた河崎監督が平成元年に初めて製作したものだ。そのビデオマガジンの名前が『電影帝国』だったので、『電エース』でいいや、という安直な作りで始まりだった割には、その後、様々なメディアで製作され続け、2019年にはあろうことか製作30周年を迎えるということで、『電エースの気持ちのいいお水』のラベルにも、堂々と『製作30周年記念』と謳った。
ほらね。
電エースは河崎実監督のライフワークであり、今もなお新作は作り続けられているのだ。
中身はまぁくだらないんだけど。
（監督にとって、「くだらなかった」「時間を返してくれ」というのは最高の褒め言葉なのだ）
えー、殆どノリだけで作ってしまった『電エースの気持ちのいいお水』。
この商品の存在価値とは？
売れること？ いやいや。
流行ること？ まぁまぁ。
笑いを取る、その一点だ。
バカ売れするとは、まさか毛頭思ってもいない。
河崎実監督はベテラン監督だ。バカ映画（だけ）を作り続けて40年以上。そのニッチな作品作り故に、そのファンもユニークで熱心な方が多い。まぁ、俗に言うコアな面々だ。
今回のコラボも、単発企画としてではなく、今後の新作製作時や、試写会、記念イベントなどで『電エースの気持ちのいいお水』を提供したりしていけば、大日本プロレス同様、ファンとの関係作りが出来るに違いない。うん、きっと。
また、その様な支援活動をWebサイトやSNSで告知したり、『電エースの気持ちのいいお水』のWebページに追記していけば、PR策にもなろうと言うものだ。
そんな訳で、
（ブログ記事『河崎実監督の新作「シャノワールの復讐」の上映会で電エースの気持ちのいいお水！』 https://bit.ly/3mo776E
（ブログ記事『大怪獣モノ プレミアム上映会＆トークショーが開催されます』 https://bit.ly/3GqOh7f
（ブログ記事『大怪獣モノ鹿児島上映会への参加者全員に『電エースの気持ちのいいお水』をプレゼント！！！』 https://bit.ly/3GFBDRZ
（ブログ記事『「東京コミコンで河崎実監督と電エースと電エースの気持ちのいいお水」』 https://bit.ly/3mjBv2f
と、悪ノリは続く。
そして、バカ企画も続く。
「オレもコラボ水を作りたいです」と、妙な流れでまたもお声がかかったのだった。
その人とは、現役時代に様々な団体を渡り歩いてきたことから「野良犬」の異名でカリスマとなった、元キックボクサーの小林さとしさん。
河崎実監督のファンであった小林さんは、彼がプロデュースする世界の立ち技格闘技の祭典「野良犬祭（ノライヌフェス）」では、河崎監督プロデュースマッチとして、大怪獣モノを出場させるという離れ業を果たしてしまっていたのだ。
その「野良犬祭」の第二回目には、なんと電エースがプロレスデビューし、大怪獣モノとタッグを組んでもいたのだった。
実を言うと、私はちょっと前から監督に小林さんをご紹介いただいていたのであった。「野良犬祭」も、既にこの第二回目の電エース プロレスデビューの回から観戦に行っていた。
だから、「キャラクターがプロレスラーになったのは、梶原一騎と永井豪と自分だけ！」と、河崎実監督もすっかりご満悦だった様子も直に観ていたのだった。
そして、2018年8月25日に開催される次回の「野良犬祭3〜サマーヌード DE 夏祭り〜」では、既に毎度のお馴染みとなっている河崎実監督プロデュース スペシャルエキシビジョンマッチとして、電エース・キック＆日高郁人 vs 電エース＆AKIRA 特別レフェリー 大怪獣モノ と言う、電エースが電エースと戦うという、既に訳が判らんどうかしているカードが組まれているという。
（因みに、AKIRAは、河崎実監督作品『いかレスラー』に出演経験アリだ）
この「野良犬祭3」で、会場売りするコラボ水が欲しい！
小林さとしさんからのそんな声にうかうかと乗せられて登場したのが、第三のコラボ水『野良犬の男水！』。
（ブログ記事『MCMのめぐみ コラボ企画が続々進行中！ 第三弾は小林さとしさんと！』 https://bit.ly/3jJRZyX
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