美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.162
とは言いつつも、
「なーんでぇ、てやんでぇ」
と思っていたら、先述した未病産業研究会の会員企業向け配信での「マッチング情報発信」を見て、と言って電話をしてきた方がいらっしゃったのには驚いたのなんの。
で、早速翌日の2023年9月25日、その方に来社いただいたのはこれまたタマげたのなんの。
そのお方は、一般社団法人シュフレ協会の代表理事さんで、同じく未病産業研究会の会員さんだ。
聴けば、子宮頸がんや乳がんといった、妊娠中に罹患リスクが高まる病気の予防を啓発している団体さんなのだそうだ。
がんを予防する意識の低い人々に対して、普段からの検診の重要性を訴えることをイベントなどを通じて進めており、超音波検査の体験だったりを行なえる機会を設けたりしているとのことだ。
シュフレ協会の名前の由来は「主婦フレフレ」。沿革としては、任意団体からスタートした当初は孤独な子育てからママさんを解放しようという活動から始まり、やがて一般社団法人化。
「大人も子どもも楽しいイベント開催」
「子育てをより豊かで楽しく情報発信」
「子育てしながら無理なく働く仕事情報の紹介」
「子育て世代の声を届ける活動」
「子育て世代向け商品やサービス相談」
「子育て世代向け施設運営サポート」
と、子育て世代を応援する活動を行なってきた。
2022年からは、ママのがん検診応援プロジェクトと称し、子宮頸がん啓発体験会を始めた。
キッズパークにがん検診会場を設置。子供たちが遊んでいる場に於いてママさんたちに声を掛ける。それはつまり、がん予防に対する意識の薄い人へのアプローチとなる。無償での検診を体験出来る代わりに、協会のメルマガに登録をしてもらう。追跡して行なうアンケートによって検診を継続して受けたママさんたちの数値が測れる。そしてその割合は非常に高く、これが医師にも評価されており、彼らと協会との関係も良好なのだと言う。
横浜から始めた体験会も、小田原市や福岡県、北海道でも開催しており、その他にも開催地を広げている。既に体験会はママさんたちの口コミにより集客力は十分で毎回予約は埋まり、キャンセル待ちになる程。恐らく来年には46都道府県を制覇するだろうとのことだ。
そして、今回の来社の主目的は、2023年10月7日、8日の二日間に武蔵小杉の駅前広場で開催される「まんなかフェス2023」での協賛依頼であった。
「まんなかフェス2023」と言うのは、働くママたちが自ら企画から運営までを執り行う子育て応援イベントで、川崎市の地理的な真ん中である武蔵小杉の更に真ん中の駅前が会場なのである。
コロナ禍を除き、年々規模や集客は拡大してきており、今年の飲食や物販、ワークショップなどのブース数は100に近い。
この会場に、シュフレ協会ではキャンピングカーを運び入れる。検査体験は通常のキッズパークと同様に事前予約制なのだが、このイベントでは、ではなく当日会場に来訪したママさんたちにお声がけをし、乳がんの触診体験やアンケートを行ない、がん検査の啓蒙をするのだと言う。